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おはようございます、Martです。
現在は、Harley davidsonのStreet750というバイクに乗っています。かれこれ3年になります。

このバイク、ハーレーの中では珍しい水冷エンジンと6足ミッションを搭載し、アメリカ本国では500ccと750ccというラインナップで売られているモデルですが、ハーレーにしては価格も安く、当時の新車でも80万円前後で買えました。

当然狙っている購買層も若く、比較的シンプルな車体構成とすることで改造車ベースとして売り出されたバイクです。
そのため、当時のハーレーのディーラーたちはこぞって“カスタム車両”を制作し「ウチノが一番かっこいいぜぃ!」と宣伝をしていたので、今でもインターネットを検索すると、各国のディーラーやカスタムショップが「こんなの作りました」とHPに掲載しています。

そして、その中の一台が、うちのバイクというわけです。

ぼくとバイクとのつき合い

ぼくは16歳の時原付きの免許をとり、ホンダのSS50というバイクを中古で買いました。
このバイクは当時としては高性能だったのですが、4ストのエンジンを搭載していたこともあり、他メーカーの2ストの50ccのバイクよりは遅く、仲間うちで走るといつもドンケツでした^^;。
血気盛んな当時のぼくとしては不満も多く、すぐに新しいバイクが欲しくなりましたが、当時は“暴走族全盛期”ということもありバイクに対する風あたりが強かったため、周囲の反対もありそれ以上アップグレードすることはできませんでした。

いつかはぼくももっと大きくて速いバイクに乗りたい!と思いつつも、そのまま放置状態になり、その当時もう一つ夢中になっていたスキーの方にお金を使うようになりました。

そんなぼくに転機が訪れたのは、18歳で車の免許をとった時でした。

家には親父の2000ccのセドリックがあったので、しばらくはそれに乗っていたのですが、親父が使う土日には使えないことが多かったので、どうしても“自分の車”が欲しくなり、「おれも自分の車を買う!」と宣言したところ、「バイクならいいけど、車はダメだ」といわれました(´・ω・`)。

わけわかんなかったのですが、「じゃ、デカイバイクを買う!」といって中型自動二輪の免許をとり、中古のカワサキZ400というバイクを親父と折半?で買いました。

ここからぼくの“バイク人生”が始まります。

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50ccのバイクにしか乗ったことの無かったぼくにとって、このバイクははじめての“大型”のバイクだったのですが、当時の400としてはドンくさいイメージで、あまり気に入ってはいなかったので、エンジンが故障したことを理由に新車でスズキRG250というバイクを買ったのを期に、ほぼ2年毎に新しいバイクに買い換える“バイクLIFE”が始まります。

通勤用にも何台かスクーターを乗り継いでましたし、オフロードにも興味が出て、ヤマハXT250の初期型も買いました。

大型限定解除もして、はじめての750はスズキGS750でした。

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当時はまだキャストホイールが出始めでしたから、中古はほとんどスポークホイールのモデルでした。

このバイクは結構長く乗っていたのと、改造もしたので思い出深いです。

バイクという乗り物

排気量は50→750とあがり、一応当時の“頂点”に近いバイクに乗るようになったのですが、それで気がついたのは、「750は速くて当たり前」ってことでしたw。

排気量が上がれば、バイクは速くなるのですが、だからといって一般道を走っている限り、信号もあるし他の自動車なども走っているわけで、目的地につく時間はそう大きくは変わりません。
バイクがうまいとかヘタってよく話には出てますが、実際それを証明するのは、公道では無理(合法的には)ってことです。

また、バイクは雨が降れば濡れるし、滑りやすく転びやすい。事故を起こす確率は自動車よりも高く、生身の人間がシートベルトもなくただ単に“乗っている”だけなので、事故った時の怪我も大きい。

当たり前のことが気になりはじめました。
バイクの本質に迫りはじめたわけですね(*^^*)。

そこではじめたのが、トライアルという競技でした。

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ま、簡単にいうと、バイクで不整地を走って、何回足を着いたか、と競う競技です。
少ないほうが、当然勝ちです。

バランスと走破能力、攻め方や勇気が試される競技で、比較的安価に始められるのも良い点だと思います。

当時ぼくは練馬区に住んでましたから、近所の荒川のかわらに毎週のようにいって練習してました。
(当時はまだ河川敷の管理がゆるく、あちこちにモトクロスコースやトライアル場が勝手に作られていたのですw)

最初に買った自動車は、ホンダのアクティという軽バンで、目的は当然「バイク(競技用)を運ぶため」でした。

新婚直後からこんなことに明け暮れていたもので、今は嫁も出ていってしまいましたが…(´・ω・`)。

バイクは自動車と違い、人間のカラダも車両の一部となります。

体重移動や重心のかけ方、アクセルワークやブレーキ操作などにも人間のカラダの要素が操作性を左右します。

バイク単体では立っていることも出来ない不完全さが、バイクという乗り物の、一番の面白さなのかな、と思っています。
(自動車を愛する皆さんからみると、当然自動車の運転にもそういう要素はあると思いますが、バイクのほうがより大きく関与する、という意味です)

こうしてぼくは、60歳を過ぎても未だにバイクに乗り続けることになってます(*^^*)。

これからやりたいこと

まあ、いろいろなバイクに乗ってきましたし、それなりに事故も経験し、一時期は降りていた時期(1〜2年)もありましたが、おおむね何かしらのバイクは持っていました。

子供が成長し、生活に余裕ができたので、再び大型バイクにも乗りはじめました。
そして今に至ります。

ハーレーを買ったのは、「歳も歳だし、そろそろゆっくり走れるバイクがほしい」と思ったのがキッカケでした。
その前はKTMのDUKE200というカットビバイクだったもので、ちょっと命の危険を感じたわけですw。
(このバイクは未だに気に入っていて、また乗りたいくらいですが…)

が、しかし、
試乗してみるとやはりハーレーは大きく重く、ひどく鈍重に感じたもので、“普通のハーレー”に乗る気にもならなかったのですが、その時この一台にめぐり合ってしまいました。

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このバイクは、先にも説明した“ディーラーカスタム”のバイクで、ハーレーダビッドソン・シティという会社で作ったワンオフのバイクです。

昔憧れていたヤマハXS1100のミッドナイト・スペシャルというバイクのイメージと重なり、ぼく的には“大ヒット”してしまったわけです。

価格も手頃だったので、即購入を決定し、今に至っています。

運動性能もよく、エンジンもよく回るので、今でもとても気に入っています。

ただ、さすがに車庫の出し入れがきつくなり、保管場所にも気を使うので、ちょっと重くなってきてもいます^^;。

今後はもう少し小さくて保管にも気を使わないバイクに乗り換えることも含め、検討中。
ちょうど年度も切り替わる時期なので、どうしようかな〜、とも思ってますが、まだまだお別れするのも…(´・ω・`)。

今は自然豊かな地域に住みはじめたこともあり、ハンターカブのように気軽にゆっくりと周囲をながめながら“お散歩”気分で乗れるバイクを買うことも検討中です。

この辺りは農道などもおおく、砂利道やダートもあるので、やはりそういう場所に似合うバイクって、あるんですよね。

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そんなわけで、これからもまだまだ、バイクとはお付き合いしていく予定です。

ではまた!

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