人と人の間に見えるもの…
おはようございます、Martです。
タイミング的に今日は洗濯日なので、朝の6時から洗濯機を回してました(近所迷惑?)が、考えてみたら夜中にビュービュー風が吹いていて、干すの難しいのかな?と思い返しております。現在の居住地は山間のちょっとした谷間にあり、ものすごく風が流れる場所なのです。これまでも何回か洗濯物を飛ばされた記憶がよみがえる、今朝のお天気ですw.
一体何が問題なのか?
最近私の周りでよく議論が起こっています。
「12月に損益計算をお願いしていたけど、まだ結果が来ない。担当者を急かした方が良いか、悪いか」
「ECサイトを開設したいが、中国と米国向けだけに限定できるか?」
これ以上書くと支障が出そうなので止めておきますが、こんな感じの議論に咬まされてますw。
まず最初の話ですが、現在は3月ですから見積りを依頼してすでに2ヶ月が経過しているので、誰が考えても急かすべきでしょう。ビジネスとして成立しません。議論の余地はないと思いますが、なぜか考え込んでいる人がいるのでみんなで様子を観ている感じ…。
もう一つの方は、「それをしたいなら、両国内の通販サイトにショップを設ければいいじゃん」というお答えもあります。
しかし、こちらの方は商品の属性(ブランディング)なども関わってくるのでそう単純ではなく、「どう売りたいのか」という根本的な部分の議論が必要かと思います。
また、話の途中で「そんな規模で展開する話は聞いてない!」という方も現れ、そちらの話に15分くらいを費やした関係でZoomがタイムアップとなり、再度つなぎ直すも結局結論は出ずじまい。
何とも“無為な時間”が流れたWEB会議でした。
木を見て森を見ず、になってない?
また、先週は東京ビッグサイトで行われていた展示会に行きましたが、ここでも自分の関心事を一方的に聞きまくるだけで、相手の話を聞こうとしないという特性丸出しの同僚が…。
う〜ん、こういう所は自分の知らない新しい技術や情報を得て、それを自分なりに咀嚼して更に新しい仕組みを作る場所なのだから、自分の枠の中だけで話をするのは勿体無いですよ、とやんわり言ってみたが、全く理解してもらえませんでしたw。
元々やろうとしている事がかなり遅れた事業だし、そこに何かの新しい付加価値もつけるつもりもないので、僕としては全く興味を失ってますが、まあお付き合いで聞いてましたw。
いや、少し遅いビジネスでも圧倒的な資金力や人海戦術が可能な組織力があれば“後ろから捲くる”展開に持ち込めるとは思いますが(いわゆる二番煎じ)、これから価格が下がるのが決定的な業界に自己資金のみを頼りに追っかけ参入するってのは、僕としては勝算が見えないんすけどね。
でもその方の意見は、大手さんが買い取ってくれるから損はしない!の一点張りでした。まあ、僕が熱くなっても仕方ないのでサクッと切り上げましたが、あの議論、また再燃するのかな…。
目先の「大手の買取制度」ばかりに注目し、初期やランニングのコストや人件費など、ちゃんと見えているのだろうか?僕にとってはとても不思議な思考形態です。
これぞ、「木を見て森を見ず」って事でしょうか?w
マルチタスクな考え方
その点、私が最近まで勤めていた企業の経営トップは、驚異的な柔軟性をもつ頭脳の持ち主でした。
一本の木を、それこそ上から下から右から左から、表から裏からと、ありとあらゆる可能性を考え追求することで、非常に大きな利益を得たり、ダメだと思うと瞬時に切り捨てるような俊敏性と決断力も併せ持ち、一代で相当額の財産を形成していました。
本当はあの方とは最後までお付き合いしたかったのですが、ちょっと取り巻き連中に疎んぜられたので私からお暇しました。未だに“面白い・勉強になる人”として、私の中では強く印象が残っています。
一つの事を一つの方向からだけでなく、あらゆる角度から徹底的に検討する、という行為は、出来るようで結構難しいと思います。人は一つの答えを見つけてしまうとそれに満足し、他の答えを探すのを止めてしまう事が多いから。
ところが前出の経営者は、恐らくそれが“趣味”なのでしょう、ありとあらゆる方向性からの要求をこちらに突きつけてくるのです。「もう儲かってるからいいじゃん」という言い訳は通用しませんでした。
しかも、悔しいことにこちらはその可能性を未検討なわけですから検討せざるを得ず、いいように働かされる毎日でしたw。
“マルチタスク”という言い方が正しいのかどうか微妙ですが、いやはや何とも驚愕の思考回路を持つ人でしたw。
(もう少し時間がたったら、彼のことをもっと詳しく書きたいと思いますw)
人には人の、やり方がある
長年人と一緒に仕事をしてそれなりに人間観察もしてきましたが、いや〜、実にいろいろな人が居て面白いです。
同じような結果を得るにしても、そこまでのプロセスがやたらと時間がかかったり手順が多かったりする場合と、鶴の一声でアッという間に終わってしまったりする場合がありました。
物事は一々納得しないと進められないタイプと、天からの声に従って何も考えずに遂行できちゃうタイプを両極端として、その間にも実に多くの段階で“面倒くさい人たち”がいましたねw。
まあ、他人から見れば僕もそのうちの一人でしかないのでしょうがwww.
人には人のやり方がある。自分から見てそれが「見習うべきもの」なのか「そうでないもの」なのかを大局的に判断し、しっかりと活かして行ければ良いな、と思う次第です。
いや〜、あらめて良い勉強をさせてもらいました。
あ、そういう意味では決して“無為”な日ではなかったね(*^^*)。
ではまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?