「土地神様にごあいさつ」

心にかたく決めてても
容赦なく揺さぶりかける
それが外側の世界
問題はいくたあまた

だけど考えすぎない
悩みすぎないコレが大事　
もう一度確かめる
自分の本当のきもち

ぼわんとした頭の中で
降りてきた思い
土地神様にごあいさつ
これをしなきゃ始まれない

住まい近くの氏神様と
職場近くの七面天女様
私の決意を聞いていただく
そして今までをご加護の感謝も

美しく晴ればれとした朝
強い風が急き立てるよう
しきたり図を見ながらお清めを済まし
祈りと五円を納める

隣駅の天女のまつられたお堂に着いて
小さな子どもに声をかけられた
「何しにきたの？」ドキリとした
「ふーん。あそこには蜂がいるからあぶないよ」

「どこから来たの？」またもやドキリ
「隣の駅？ボクと同じだね」
「来るのちょっと遠いの…大変なの…」
「じゃあねバイバイ」

これは神様の声なのか
こんな形でお話下さるのだろうか
聞いてくださっているんだろうか
私の声を