「神代植物公園大寒椿歌 十五首 上」
チャウチャウの
かわゆさ覚ゆ
獅子頭
椿となりて昔が今に
花びらを
所せましとならべられ
愛を語れよ
余すとこなく
みずからに
白き天使がまいおちて
紅に染まるを
愉しむように
いにしえを
蹴散らし魅せた
アバンギャルド
古来の色は見え隠れして
あくまでも
主人慕える使用人
主役の愛嬌
家に振りまき
鹿児島と
聞けば紅色さつまいも
梅も椿も
血流のごとくに
これからの
満るときをたのしみに
下弦の月は
ぼんやりと見ゆ
チャウチャウの
かわゆさ覚ゆ
獅子頭
椿となりて昔が今に
花びらを
所せましとならべられ
愛を語れよ
余すとこなく
みずからに
白き天使がまいおちて
紅に染まるを
愉しむように
いにしえを
蹴散らし魅せた
アバンギャルド
古来の色は見え隠れして
あくまでも
主人慕える使用人
主役の愛嬌
家に振りまき
鹿児島と
聞けば紅色さつまいも
梅も椿も
血流のごとくに
これからの
満るときをたのしみに
下弦の月は
ぼんやりと見ゆ