「目黒自然教育園処暑歌十七首 下」
俯向いて
どうぞどうぞと
熨斗(のし)の花
萩見つつ
秋の十五夜
思い馳す
盛る夏
癒しの御手に
思い慰(なぐさ)む
切らないで
怒らすとワタシ
臭いのよ
沼に咲く
ヒメガマを見て
腹空かす
秋の赤
伸ばして咲いて
吾亦紅(われもこう)
白色の
猫じゃらしとは
吾の事
十字切られ
命短し
弟切草
俯向いて
どうぞどうぞと
熨斗(のし)の花
萩見つつ
秋の十五夜
思い馳す
盛る夏
癒しの御手に
思い慰(なぐさ)む
切らないで
怒らすとワタシ
臭いのよ
沼に咲く
ヒメガマを見て
腹空かす
秋の赤
伸ばして咲いて
吾亦紅(われもこう)
白色の
猫じゃらしとは
吾の事
十字切られ
命短し
弟切草