モノポリーGOを200ステージ位まで進めてみた評価
ロイヤルマッチと同じく、ポイ活から始めてがっつり遊んだゲームがあります。それが今回書く「MONOPOLY GO!」というアプリ。
世界的に知名度の高いボードゲームですが、ポイ活に案件として掲載されているのを見て試してみることに。
ミッションを全て攻略は出来ませんでしたけど、最後まで到達したらどうなるのか気になったので続けてみようと決意しました。
なお、ポイ活の場合、頑張ってもだいたい70前後辺りで止まると思います。以下の画像最後にある「ボード85クリア」は、ある程度課金をして身を削っていかないと到達は難しいでしょう。
モノポリーとは?
はじめに、実在するモノポリーの概要を記しておきますね。
サイコロを転がして不動産を購入・開発し、他のプレイヤーを破産させて財産を独占することを目指す、世界中で愛されるボードゲームです。
プレイヤーは駒を進め、止まったマスによって不動産の購入や家賃の支払い、チャンスカードを引くなど様々なアクションが起こります。また、同じ色のグループを揃えると家やホテルを建設でき、収入を増やしていきます。
最終的に財産を全て失ったプレイヤーが脱落し、最後まで残ったプレイヤーが勝利となります。
シンプルさ・奥深さ・運要素のバランスが取れた、大人気ゲームというわけです。なんでも日本でも「日本モノポリー協会」という組織があるみたいで…世界の広さを実感させられますね。
現在のゲーム進行状況について
まずは証明も兼ねて、この記事を書いた2024年9月6日時点での進行状況について書きます。
タイトルにもある通りですが、201ステージ目まで来ています。ここまでのプレイ期間は約5カ月、総プレイ時間は‥‥‥90~100時間程と言った所でしょうか。
"純資産"というのは、この後紹介する建物を建築した際などに増えるものです。一定量集めることで、各種要素が追加されたり、獲得資金量が増加していきます。アップデート毎に追加されている感じですかね。
ゲームの概要について
ゲームは非常にシンプルな内容です。実在するモノポリーと同じようにサイコロを回して、様々なマスに止まってイベントを楽しみます。
ボードの盤面は完全再現されています。そこに人や背景が追加されて、全体的なビジュアルも楽しめる工夫がされてますね。
サイコロを振っていくと資金が貯まっていくので、5種の建物を建築していきます。序盤こそ少ない回数で最大まで建築可能ですが、進むにつれて必要な回数・資金がどんどん増加します。回数は、最大で1建物につき6回まで。
後半になると1アップグレードでも数百M(つまり億)という膨大な資金が必要になるんです。まあ建物なのでね…膨大な金額が必要になるのも頷けますけども。
全ての建築物を完成させるとそのボードが終了し、次のボードへ進みます。これを繰り返していく感じですね。
資金獲得の主要手段「鉄道」
資金を得る方法は様々ですが、メインとなるのが「鉄道」です。盤面には4種類の鉄道マスが設置されており、そこに止まることで「解体」か「銀行強盗」イベントが発生します。
解体は他の人の建物を攻撃して、資金を得るというもの。相手がシールドを持っていると防がれますが、シールドがない状態で攻撃すると建物が解体されます。完全に解体されると、その建物には攻撃できなくなります。
逆に、自分の建物が解体されると修理費用を余分に払わされるので、結構厄介だったりします。と言っても常時シールドを保持したままにするのは難しいので、解体される前提で考えるといいでしょう。
他のサイコロを振るゲームでもよく見かけるシステムですね。
もう1つは銀行強盗。12枚のカードの中からコイン・紙幣・指輪の絵柄が3つ揃うまで引いて、それに応じた資金が貰えます。指輪を揃えた時に貰える金額を100%とすると、紙幣は3分の2、コインは3分の1相当の資金になります。
とにかく貰える量が多いので、基本こちらが出てくれることを祈っています。体感「解体:銀行強盗=3:1」位で、強盗が出る確率は少なめに設定されていると思われます。
大強盗になることもあり、その場合はさらに報酬が増大します。コインがなくなる代わりに延べ棒が追加され、指輪3倍分の資金が獲得できます。資金を抱えている人に当たると1B(=10億)レベルになることもあり、その際は脳汁ドバドバ状態に(笑)
なお、指輪・延べ棒を当てると相手は破産確定(=残り資産0)です。
高倍率でのプレイは非推奨?
手持ちの所持サイコロ数に応じて、1度に賭けるサイコロの倍率を変更できます。最大で500倍まで設定可能で、倍率に応じて各種イベントでの獲得資金量・イベントアイテム取得量が増えていきます。
ですが、このゲームでは低倍率を何度も回す方が効率いいです。あまりにも運要素が強く、仮に500倍で全く資金やアイテムが貰えないマスに止まれば大損します。
私は現在4000~5000位のサイコロを常に持っていますが、通常で回す倍率は10倍です。キャッシュブーストがかかって獲得資金量が増える場合は、20倍で回していますね。
定期的に、"ハイローラー"という高倍率で回せるキャンペーンが出てきますが、これは完全に罠です。高倍率(通常レートの10倍まで設定可能)で回すと10~20回位回すと終了してしまい、サイコロが底を尽きてしまいます。
大型イベントに備える目的でも、低倍率で回していきましょう。
無料ギフト取得は忘れずに
8時間毎に、様々なゲーム内アイテムが入った無料ギフトを開けることができます。取得可能な時は、赤いマークで教えてくれます。
中身はサイコロ・資金・ステッカーパック・イベントアイテムなど。中身・量は完全ランダムですが、イベントが開催中だと「イベントアイテム+その他」になります。
金額にすると、約100円~600円相当の範囲位だと思います。本当に量がブレますけど、課金パック並みの量を貰えた時はちょっと嬉しいですね。
通知で「無料ギフト貰えるよ!」という設定ができて、ONにしておけば鳥逃す心配もないでしょう。1日2回は貰いたい所です。
キャッシュブーストで一気に建物を建築!
イベントや課金などで「キャッシュブースト」という状態になることがあります。一定時間中、全獲得資金量が4倍になるのですが、この時だけ通常より倍率を上げてサイコロを回しています。
数千万~数億レベルの資金が、ばんばん入ってくるんですよね。ただイベント等や課金でも滅多に起こらず、体感月1~2回位にチャンスが回ってくる印象。こんな状態が頻発したら、どんどん建物建築が進んでしまいますから。
特に鉄道での利益はありえないくらい増えるので、効果時間中になるべく鉄道に止まる事を祈ってますね。時間は5~10分と非常に短いのですが、このゲームにおける「フィーバー状態」といった所でしょうか。
フレンドを作るメリットとデメリット
このゲームにおいてのフレンドは「味方でもあり敵でもある」ので、むやみやたらにフレンドを作るべきではありません。
まずメリットについてですが、共同基金というシステムで資金やアイテムが獲得できます。ボード上の「共同資金マス」に止まると資金が蓄積されていき、一定まで貯まると宝箱を開封できます。
共同基金を手伝ってくれた9人分のメダル?を1つずつ開けていきますが、同じ場所に止まるとその時点で獲得資金量が確定します。最大で50倍の資金とステッカーパックが入手可能な仕組みですね。
9マス全て開くという事はほとんどなく、だいたい4~5倍で収まります。
一方のデメリットは、フレンドになった人から建物の解体や銀行強盗で狙われる事です。ボードゲームと同じなわけですが、こちらは大量のプレイヤーとフレンドになれるので狙われる危険性がかなり高くなります。
以下の画像で赤で示した部分が建物の解体、青で示したものが銀行強盗による被害です。どちらも資金に大きくダメージを受けるので、手持ちの資金はなるべく少なくしておくことをオススメします。
建物の解体に限りますが、狙う相手を変更することは可能です。親しいフレンドに攻撃したくないという場合は、別な方への攻撃に変えてあげるといいでしょう。
イベントについて
続いて開催されるイベントですが、基本的に「サイコロを回してイベントアイテムを収集していく」というスタイルです。サイコロの倍率を上げるほどより多く入手できますが、先に書いた通りでリスクも伴います。
指定のマスに止まることでアイテムを入手し、一定量に達すると様々なゲーム内アイテムを獲得できます。ランキングも同時に開催されているため、回せば回すほどいいアイテムが入手できる仕組みですね。
イベントアイテム要求量はどんどん膨れ上がるため、全部のアイテム獲得はまず無理かなと…。
時折、大型のイベントが挟まります。要領こそ同じですが、獲得できるアイテムの質がいいので、こちらを全力で回す形で動いてます。
サイコロや資金もそうですが、目当ては駒・シールドです。一度入手し損ねたら、同じものは二度と出てきません。
絵文字はデイリーをこなすだけで埋まっていきますが、この2つは自力で頑張る必要があります。残りサイコロが少ないとまず入手不可能なので、デイリークエストが終わったらそこで辞めてますね。
課金回りなど
この手のゲームは課金圧強めな印象がありますが、他と比べたら十分良心的です。ゲームスタート時に提供されている課金オファーが全て表示されるので、まあ・・・苦手な人には苦手な仕様だと思います。
課金パックの内容ですが、正直微妙です。安価で手が出しやすいものが多い印象はありますけど、ゲーム内でサイコロを入手できる機会が多く、常に数千個以上サイコロがある状態だと課金の必要性は感じないでしょう。
細々と続けていれば、自然にサイコロは貯まっていきますからね。上記で紹介した、無料ギフトによる恩恵が大きいのもいい所。
購入するとしたらステッカーパックですが、続けていれば最終的に☆4・☆5以外は揃ってきます。そうした高レアはイベントの上位報酬ばかりに設定されているので、こちらも価値が薄くなってしまうんですよね。
上位目指すためにひたすら購入する…そんな人以外は、特に課金しなくてもいいのでは?と感じました。
コレクション要素が豊富
MONOPOLY GOにはコレクション要素が存在します。大きく分けると2種類のタイプに分かれますね。
1つはショールーム。現実で使用するモノポリーでも銀色の駒が付属しますが、こちらは様々な駒やシールド、絵文字を入手できます。シールドは、他人から建物を攻撃された際に防ぐ目的で使用されます。
絵文字はある時期に突然追加された要素で、挨拶やイベント等の時に設定することが出来ます。それぞれに動きがあって面白いんですが、実際に使用される場面が地味なので何とも言えません。
1段で4つ分収納するスペースがあり、基本的に4つ分埋めると報酬を貰う事が出来ます。集めれば集めるほど、サイコロや資金が入手可能な仕組みです。
もう1つはステッカーコレクション。☆1~☆5のステッカーを集めていき、1つシリーズを揃えるとサイコロや・資金・ステッカーパックなどが入手できます。
全て揃えると、大量のサイコロ・資金・限定の駒手に入ります。
その中で「ゴールドステッカー」という非常にレアリティの高いステッカーがあるんですけど、これがまあ入手出来ません。下の方にあるコレクションを揃えるには、ゴールドステッカーが大量に必要となります。
通常のステッカーは交換で入手できるのですが、このゴールドステッカーは交換が出来ません。入手難易度を考えても、コンプリートを目指すのは本当に大変です。正直、私では揃えられる気がしませんね。
救済措置として、一定期間だけゴールドステッカーを交換できる期間が設けられることもあります。1シーズンに1~2回程度しかないので、それを逃したらコンプリートは諦めましょう。自力ではまず不可能ですから。
とはいえ、低レアばかりのシリーズは揃えやすいので、フレンドと協力してコンプしていきましょう。これだけでも、サイコロ難からは逃れられるようになります。
さらに厄介なのが、交換できるゴールデンステッカーが決められている事。欲しいものを交換するためには、そのステッカーが交換対象となっている方を探す必要があります。Facebookで探すのが一般的ですかね。
まあこの救済措置があっても、厳しいんですけど…。
総評
似たようなゲームが多い中、流石は長年続く老舗ゲームだなという感じでした。安心感というか、遊んでてどこか飽きが来ないんですよね。可愛いエフェクトやグラフィックはもちろん、イベントのバランスもとれています。
過去に似たようなゲームでとてつもなく 課金圧の強い 類似ゲーム達を遊んできましたが、気にならない程度の課金オファーが多かった印象です。この辺りは特に好感度が上がりました。
他人から常に資産を狙われる危険性があり、こちらも備えておく必要があります。1回1回完結する本場のモノポリーと違い、半永久的に続くことを考えると「攻撃されたくない」という意識が働くのは仕方ありません。こういうゲームだと思えば、十分楽しめるでしょう。
隙間時間にちょっと遊ぶゲームとしては最適、というのが最終評価になります。
以前投稿したロイヤルマッチと同じく、広告がなく課金に関するポップアップ要素も少ないのも利点だと思いますね。
通常のモノポリーを遊びたい人へ
実はアプリストアには、通常仕様のモノポリーが配信されています。有料買い切りアプリになっているので、一度の購入で遊び倒すことが可能です。
私もこのゲームでモノポリーをイロハを知ったので、購入して遊んでみました。新鮮味があって、これはこれで非常に楽しかったですね。やはり1回1回終了するとなると、緊張感もあって白熱します。
各ストアへのリンク貼っておきますので、本場に興味を持った方はどうぞ!
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