【壊れ始め】ゲーム(+アニメ)と私【中学校編】
前回の小学生編に引き続き、中学・高校時代におけるゲームやアニメ事情について書いていきます。
占星術における8~15歳頃は「水星期」と呼ばれる時期で、知性が発達して様々な事に興味関心を持つ時期になります。好きな事に打ち込むというより、興味の発掘の時期という括りです。
この辺りから自分で興味ある作品を見つけて、手当たり次第実際に手に取って触れるようになりました。
ゲームは「苦しい勉強の癒し」
中学は地元ではなく、隣の県の進学校に入りました。
名前を出してしまいますが、國學院大學栃木中学校です。
私は小学校の時にいじめに合っていて、皆と同じ学校に行くのが嫌だということになり、周りからの勧めもあってこちらを選びました。
「いじめにあわなければ何でもいい」としか思っていなかった私でしたが、勉強の速度が非常に早くて追いつくだけで精一杯でした。
例えば数学なんかは全く理解が追い付かなくて、休みのはずの日に朝から午後4時くらいまで講義を受けたりしてました。テストをしても点が取れなくて、先生にも苦労を掛けてしまったなと今では思います。
そんな厳しい勉学の中、ゲームはまさに癒しともとれる存在でした。悪く言えば現実逃避とも取れますけど。
この頃は主に携帯機を中心に遊んでいました。既にGBからGBAにハードが移行していましたが、まだGBソフトも熱中していました。
遊んでいたゲームは以下のような感じ。
GBソフト
ドラゴンクエストモンスターズ2 イルの冒険
ゼルダの伝説不思議の木の実 大地の章
ドラゴンクエストⅢ~そして伝説へ~
サイボーグクロちゃん~デビル復活!!~
GBAソフト
ロックマンエグエ5 チームオブブルース
ファイアーエムブレム 烈火の剣
ファイアーエムブレム 聖魔の光石
ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2
ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3
星のカービィ 夢の泉デラックス
ヨッシーの万有引力
※太字はかなりやりこんだゲーム
中学以降はプレイしたゲームはおおよそ覚えています。もちろん全てではないですが、タイトルを見て「あぁこんなことしてたなぁ」「ここに詰まったなぁ」というのは簡単に思い出せますね。
この頃には既にPS2が出てきており、据え置き気が急激な進化を遂げた頃。
ドラゴンクエストが好きな私でしたが、ⅧのOP「序曲」を聞いた時はその音質と壮大さに圧倒されました。鳥肌が止まらなかったです。
…まあ、PS2を手にするのはもう少し後の話になるんですけどね(笑)
が、「序曲が素晴らしい」という理由だけで私は音楽店に走り、ドラゴンクエストⅦのサントラを速攻で入手しました。どの曲も最も遊んだⅦから進化していて、これがPS2の力か…と打ちひしがれました。
始めて自分で購入したハード「PSP」
これまでのハードは全て「頼んで買ってもらっていた」わけですが、2005年に初めて自分で携帯ハードを購入しました。それがPSPです。
確か友達との学校終わりにゲームショップに向かい、当時約25000円の初期型PSP-1000を手に取りました。ものすごい高い買い物で親のお金とはいえ、「自分で選んで購入した」という感覚は記憶に残っています。
同時に購入したソフトは「英雄伝説ガガーブトリロジー 朱紅い雫」でした。
他にも
ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジーinいただきストリートポータブル
遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース
リッジレーサーズ2
等をプレイしました。グラフィック、音質、動作性など全てにおいてGBAの快適さを上回っていて、中学後半になるとほぼPSPばかり遊んでいました。
特にタッグフォースの革新性は凄かったですね…
一応遊戯王は遊んでいたのですが、あまりにもルールがかけ離れ過ぎてついていけなかったのですが、初めてまともな遊戯王が出来て感動しました。何より、アニメのキャラと交流を深められるのが新鮮で…
私の興味関心を広げた深夜アニメ
丁度この頃、姉がアニメージュというアニメ雑誌をよく見ていて、私もどんなものかと中身を確認していました。
ゴールデン帯のアニメしか知らなかった私ですが、深夜でも色んなアニメって放映されているんだなと思って、少し興味を持ったんです。
①初の「アダルトゲーム」との出会い
その中でふと目に留まったのが「ヤミと帽子と本の旅人」という作品。
絵柄も可愛らしくて「一度どんなものか見てみるかな…」と思い、見てみることにしました。時間帯が確か深夜2時位でしたが、一度仮眠を取ってから起きて見ることに。
夜遅くまで勉強する機会が多かったので、親も理解は得てくれていました。とはいえ次の日は学校でしたから、これを見てから寝ようと思っていたんですけど…
この回には、主人公の葉月という女の子が義理の姉である初美の事を思って、なんとオ〇ニーを始めてしまうというシーンがありました。
正直話の流れなんて分かりませんし、どういう経緯でこういう状況になったのか不明でした。しかもエッチに関する知識を全くなかった私は、何をしているのかも分からずで…
ですが、当時中学生だった自分はこの時の映像イメージが強烈に残りました。エロゲの寝室によくがちなBGM、声を押し殺して喘ぐ涙目の女の子、大胆にはだけたパジャマ…あまりに艶めかしく、夜中なのに目がばちっとさえてしまいました。息子も凄く元気になって眠れませんでした。
間接的とはいえ、中学生にてエロゲの世界との邂逅を果たしていたんです…
この後の私は、偶然なのか何なのかエロゲが原作のアニメを大量視聴することになります。これが高校生の時にかけてまで続くんですが、それは次回に書きたいと思います。
②汚れた心を浄化する作品との出会い
このアニメ以来、深夜アニメに興味を持った私は、他にもどんなエロい素敵なアニメがあるのかと色々探っていました。
実際、深夜アニメはゴールデン帯のアニメよりも面白い作品が多くて、疲れた勉強の合間には丁度良かったです。
ある日、私は勉強している最中に寝落ちしてしまって、ふと起きたら深夜1時30分を回っていました。
「これ以上はやめておくか…何かアニメやってないかな」と思い、ふとテレビを付けたらアニメが移りました。
『ARIA The Natural』という作品だったのですが、この時はタイトルがよく分からずただぼーっと見ていました。確か…主人公のゴンドラを新しくする時の話だったかと。
見ていて、とても幸せな気分だったんです。何故だか自然と涙が溢れてきて、1話見終わった時は放心状態に。
とても繊細で優しく、毎日の勉強に疲れている私を包み込んでくれるような作品でした。前述の通りタイトルを覚えて置かなかった事を後悔し、慌てて色々と探ったのですが…当時の私では辿り着きませんでした(ネットがあるのに)
「深夜アニメは燃えるものやエロいものばっか」と勝手に思い込んでいた私は、こんな作品も世にあるんだなと…アニメの広さを思い知ったのです。
以上の2本のアニメは特に印象に残っています。他にもあるんですが…また別の機会にまとめて書こうと思います。
色々な出会いと刺激があった中学時代
総括すると、非常に刺激的で楽しい作品たちを出会えました。
ここでは軽く書いていますが、学校の勉強は本当に辛くて毎日のように体調不良を訴えていました。保健室にお世話になることも多く、ほんと無理しすぎていた気がします。
その反動なのか、ゲームやアニメが一層楽しいものに感じました。アメとムチ…ではないですけど、充実してオタクライフを送れていたわけですね。
次回は高校編、とうとうアダルトゲームやアニメに本格的に手を出し始めた時期について書きます。