「意識の女性化」を考える私【きっかけ編】

一人暮らしを始めて数年経った頃、私は「女性に近づきたい」という思いが非常に強くなりました。

今でこそなくなりましたが、当時は本気で去勢手術を受けたいと考えて、資金繰りやどこで手術を受けられるのかを熱心に調べてたほどです。

現在は「手術はしない、出来るだけ(女性に)近づけるように努力する」という認識で落ち着いています。

今回は、私が「女性化」に至るまでの経緯を書いてみたいと思います。




2度だけ行ったコスプレ体験


そもそもの始まりは、学生時代に女性キャラのコスプレをした事でした。2014年に「阿佐ヶ谷アニメストリート」という通りが新たに作られた時に、姉と母と共に行ったんです。2回行きましたね。

その際に、2種類のアニメキャラのコスプレをしました。確か「ゆるゆり」と、もう1つは…忘れてしまいました💦

あるお店で一定時間レンタルして、メイクもしてもらったうえで楽しめるというサービスがあったので、興味本位でサービスを利用しまして。

恥ずかしさ半分、とても楽しかったです。元々目立つのが苦手なのですが、コスプレをすると「新しい自分」に生まれ変わったような感覚で、見られる事も気にならなくなってました。

姉と一緒に記念のプリクラも取りました。僅か2時間程度でしたが、充実した非現実的な体験をすることが出来て、満足しましたね。

1回目のコスプレ。金髪が自分で、ゆるゆりのコスプレ。
2回目のコスプレ。白髪が自分だけど、誰のコスプレかは忘れた…


女性化に至るきっかけと当時の心境


大きく考えが変わったのは、仕事をし始めて数年経った頃です。

大学4年時の就職時から、私はストレスで徐々に体重が減っていってました。食事量を減らしたわけでもなく、いつも通りに過ごしていたにもかかわらず…です。

就職をきっかけに一人暮らしを始めてからも体重は落ち続け、55kgあった体重が気が付けば50kgに。

そして2015年に起こった体の不調をきっかけに更に体重は減少。

食事量や活動量も減少して、最終的に45kgに…。流石に心配になっていきました。

ここまで体重が落ちると、周囲からこんなことを言われるように。

あなた痩せてるけど、大丈夫?ご飯食べてる?

心配してくれた上でに発言なのですが、何度も言われるにつれ苦痛になってきたんです。「大丈夫です」って笑い飛ばしてましたが、痩せることに恐怖を覚えていた自分には、ストレスになっていました。

ストレスには非常に敏感な私は、何とかしたいと思い、ある考えがよぎりました。


そうだ。自分の"意識"を女性化させれば、認識が変わるかもしれない


思い返すとぶっ飛んでるなと思います…(笑)

ちょっと占星術的なお話をすると、私は蠍座なのですが、「死と再生を繰り返して、新しい形に作り替えていく」という星座です。

これまでの価値観を捨てて新たな価値観を生きようとする。実に蠍座らしい考え方で、これも「自分らしさ」と言えます。


そうして私は、「意識の女性化」に取り組むようになったのでした。


その後に意識の変化について


具体的に取り組んだ事や方法については次回に書きますが、結論を先に述べておきます。

意識は確実の女性に寄りつつあります。

元々女性的な傾向だったのも相まって、男性的な意識は薄れてきている感覚がしますね。

現在はどのくらいかというと、恋愛やキスとなると局部よりも心や下腹部が反応するようになるなど、意識だけでなく身体の反応にも表れてきてます。

無意識に女の子座りしたり、恋バナ(死語?)に興味が出たり…

酷かった性欲もだいぶ抑えられました。行為は大体1〜2週に1度ですが、女性的な快楽を得る方法ばかりにシフトしつつありますね。


ストレスから逃れるために始めた事でしたが、今では「これが私なんだ」と結構自信が持てるようになってきてます。

課題は他にもありますが、「自分らしさ」の模索はこれからも続けていきます。

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