2021年9月大台ヶ原
百名山でもあり、
日本百景や日本秘境100選に選ばれる
大台ヶ原に行ってきました。
車で標高1580mの駐車場まで行けて、
その後も
標高1400m〜1600mの緩やかな起伏が
続く高原台地。
ハイキングレベルで行けるので、
両親と行ってきました。
かなり疲れたみたいだけど、
70代の両親も歩くことができました。
良かった、、、、
母も「自信がついた」と言ってました。
母はかなりの努力家で、
真夏の猛暑の中も一万歩ウォーキング
するような人です。
でも、
平地と違って足が上がらないようで、
大きな段差には苦労してました。
登山や釣りを趣味にしてた父も
70代後半になり、
かなり足が弱ってきました。
翌日、
かなり疲れが残ったようですが
大台ヶ原に行けるとは思ってなかった。
綺麗な景色を見れて良かった。
いろんな場所に連れてってもらって
もう人生に悔いはない。
なんて
遺言みたいなこと言うので、
いやいや、
もっとこれからもいろんな場所に行こうよ!
と
言っておきました。
大台ヶ原って屋久島と並ぶ日本有数の
多雨地帯なんです。
なので苔の林が美しい。
そして霧の大台ヶ原は幻想的で、
本当に絵画のようでした。
少しあの世みたいでしたが、
神秘的でした!
雲海が神秘的!
向精神薬を飲み始めて、
早くも数ヶ月で私は1人で生活できなくなりました。
その後、両親の家で面倒をみてもらってました。
両親がいなければ、
精神科病院に入院したきりで、
私の人生も全く別のものになったと思います。
感謝してもしきれません。
幻想的な正木ケ原
霧が似合う場所です。
山でガスっていてありがとう!!
と
初めて思いました。
1000m級の断崖絶壁の大蛇グラ。
私は怖くて途中までしか行けませんでした。
そもそも高所恐怖症なんです。
こりゃ
北アルプスの穂高とかは無理だわ。
帰りは関西有数の秘湯
小処温泉に立ち寄りました。
渓流沿いに露天風呂があり、
とろみのある硫黄泉で疲れも取れました。
1週間で
なんと百名山3座登ってしまいました!
精神医療にとらわれ、
精神科病院にまで入院して、
離脱症状でまた半病人になった私でも、
ここまで回復することができました。
ところで、
不思議なことに断薬仲間。
何故か登山してる人が多いんです。
何故だろ?
私は元々山の会に所属していて
山登っていたので、
再開しただけなんですけど。
やはり、
何かを乗り越えたってことと、
山を登ることに共通性があるのかもしれません
。
皆、
前向きで明るく強いです。
元々は精神科にかかってた人間。
普通の人より弱いわけです。
でも
そこから戻ってきた人達は、
皆強くなってる気がします。