noteを書いてみて感じたこと~感情を手放す~
noteを書き始めて一カ月がたった。
今思うことは、書き始めて本当に良かったということだ。
私は何年か前にブログを書きたいと思った事がある。その時、これは他の人が読む場合もあるのだから、人に対しての文章にしようと思って書き始めた。
が、書けない・・・いや、書き始めても、どこか嘘くさい・・・
違うな、と思って、人に見せなかったらと想定して好きなように書き始めてみた。すると、スルスルと書けるではないか。
でも、その内容は、ドロっとした黒い塊が出てきた・・・
え、こんな内容、人が読んだらどう思うだろう~。ドキドキ、恥ずかしい!そう思って記事を削除してブログはそれ以来書いていない。
それから何年かして、こうやって記事を書く機会を得た。
いったい私は何を書きたいのだろう・・・
感じるままに書きだしたのは、自分の過去の話。自分が自分の中で封印していた出来事。でもそれは、ずっと私の頭の片隅にずっと居座り続けた出来事だった。
その出来事を書いた時、胸がぎゅ~~っと締め付けられた。そして涙が出た。
公開した後も、何度も何度も何度も読み返した。いや、読み返したかった。読み返す自分を止めることはできなかった。自分のことばが一番自分に入ってくるのだ。
読み終わっては、又、初めから読み、読み終わっては、又、初めから読み。何度も何度も繰り返す。
そして、私は当時の感情を再び感じきる事ができたのだ。
感情を感じきる・・・
そして自分が少し楽になる。
あ、これが手放すという事なのか・・
どの記事を書いても、同じように、何度も何度も何度も読み返す。ほとんど無意識に、読み返さずにはいられないのだ。何度も気の済むまで読み返し、その時に出てきた感情を何度も感じきる。
そして感じきると、何度も読み返した文章は、その後再び読もうとは思わなくなる。
自分の文章をこんなに何回も何回も読んでくれて、共感してくれるなんて自分が一番のフォロワーじゃないか、と苦笑いさえ出てくる。
私は書くことによって、自分を癒し、感情を浄化している。そして、ひとつひとつ荷を下ろしているのだ。
そして自分の想いや感情を書いたり、人に聞いてもらうことは、やはり大事だなと心からそう思う。
ここまで、読んでくださり、ありがとうございます。