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お散歩

 ずっと行ってみたくてでも一人で行けないでいた場所があります。不動尻といってミソザザイが沢山いて運がいいとコマドリにも会えるし、ミツマタが沢山咲いていると聞いていました。。。

 行きたいな。。。

 なのですが途中バケトンと呼ばれる長くて暗い心霊スポットとして有名なトンネルをヘッドライトをつけて通らなくてはならずどうしても勇気が出なかったのです。
 ところが一昨日違う場所の情報を集めているときにそこが遠くないけど登山になると書かれていて登山道を眺めていたらあれ?あの場所こちらの登山道通ったらトンネル通らずに行けるじゃない?と思い調べたら50分程度の川沿いの道。膝がまだ痛いけど1時間かからないくらいなら行けるかもと意を決して出掛けて来ました。

 登山口は谷太郎川林道終点地から

まぁ最初から川の上を木の橋渡って行かなければならないんですけども。。。
それでも林道は明るくずっとミソザザイの
囀る声が聞こえています。
ムムッ、逆光ですね。。
下の橋は崩れたの?
鎖場もありました。
ルリシジミかな。。。

 途中蝶やらスミレやらで癒されながら
ちょっと舐めてた足が痛いと思いながらゆっくりゆっくり歩いていると鳥の影に気づいて見上げるとそこにはまだみたことがなかったウソが

やっぱり逆光だけど調整してどうにか
わかるくらいに。
ま、真上すぎる。。
首が辛い。。。

 ビクビクしながら道だけ睨みながら歩いているとすぐ近くで鳥の声が見上げたらヤマガラさん

 そこでよく見ると沢山花が咲いていました。

みたことのないたんぽぽほどの大きさの花が
ヤマガラがいた木に沢山咲いています。

 シキミと言う花だそうです。調べたらその実は食べたら死に至るほど猛毒で、ただ何故か一部のサルとヤマガラとネズミは食べても死なないのだそうです。牛でも死んでしまうらしいのに。。。

 ヤマガラさんに教えて貰わなければずっと下を見ながら歩いてたよ。

 やっと不動尻広場の看板見つけて後少しだと急ごうと足を上げたら石だと思っていた塊が石ではなかった。

ヒキガエルのカップル

 危なく蹴飛ばすところでした。
やれやれと通り過ぎるとバケトンから繋がる林道からやって来る人達が増えて少し賑やかに。
その中のお一人が「ハナネコノメソウが咲いていますよ。」と教えてくださりでも私はそれよりも帽子についてるオニヤンマの模型が気になって「それ効果ありますか?」と訊ねると「ありますよ!一つあげますよ!僕の手作りです!」と言ってリュックについていた物を一つ譲ってくれました。

オニヤンマ模型ハンドメイド。
これでメマトイが撃退出来たら助かるな。

 やっとミツマタの群生地に着きました。


 ベンチやテーブルもありましたが私は川に近い場所にシートを広げて持って来たおにぎりと途中コンビニで買ったコロッケを食べて不動の滝へ

 滝に辿り着くには川を渡らなければならずどうにかこうにか石を渡って反対岸へ。

 そしてこの不動の滝の近くには沢山ハナネコノメソウが咲いていました。

オシベの赤いツブツブはもう落ちてしまってますが。

 この花どうしてこんなに人気があるのだろう??

 そして花の近くにはスジタニルリシジミが集まっていました。

もぅ少し、もう少し広げてもらえませんか。。。
ミヤマセセリかな。

 さて、コマドリさんには会えませんでしたが
声も聞こえてこないし帰るとしましょう。

 さっき渡った川を戻ろうとしたらバランス崩して片足ジャブン!と浸かってしまいました。とほほ。。。

あ、ヒトリシズカ
マムシグサの結婚式をヒトリシズカが
祝っているような景色

 登りよりも降りのほうが膝には辛い。
なので帰りもゆっくりゆっくり。

これはクロモジでしょうか?

 だいぶ降りた所で途中水が溜まっているところがあり覗き込んだら何かと目があった。。。
え?何がいるんだろう?と回り込んでよく見たら

カエル?
赤いのもいる
トノサマガエルくらいのサイズ

 カエルが沢山いて一体何カエルなんだろう?
ネットで調べてもこの写真では判別しにくいようです。。。でも赤っぽい子もいたからヤマアカガエルとか日本アカガエルとかかな。。。

 また、こようでももう少し体重落として筋力つけないといけませんね。

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