平等で公平な世界
こんばんは。
今日は寒かったですね。先週から喉が痛くて、旦那が在宅勤務できる日だったので、朝一で耳鼻科に行きました
この時期耳鼻科混んでるかな、人混み待たされるの嫌だなと、受付開始の1時間前に意気込んで行ったら1番で、、、張り切りすぎました
待ち時間にリポDを飲み、魔法瓶に入れたよもぎ茶を飲み、好きな中華系ファンタジー小説を読んでいました
診察はすぐ済み、扁桃腺が腫れてると。薬もらい帰って、外着着替えるのもあれだからと、そのまま息子を散歩へ。公園行き、すべり台、ブランコ、ブランコ周りの柵の手すりを触りながらぐるぐる走り回る、といつものルーティンをしていたら、近くで遊んでた保育園児たちが一斉に、
「ゆーき、ゆーき、ゆーき、ゆーき」
連呼してて、空を見上げると、雪!
どんどん粒が大きく!雪!寒い!帰るぞ!!
嫌がる子鉄を抱えて、メガネに雪が張り付く中(こういう時、視界が遮られるけど雪が目に入らないし、メガネはいいんですかね)、猛ダッシュで家に
家帰って着替えて一息ついたら、電車の動画見たがる子鉄の声を聞かないふりして、朝ドラチェック。今週はインスタントラーメンが度々登場するから、みんなチキンラーメンとか食べたくなってるんかな〜でも私は最近体調あんまりやし、ラーメンのシーン見るたび、うぷってなるな〜
子鉄は、基本自分が好きな番組は決まってますが、大人の番組も一緒に見ます。歌や音楽が好きで、私が去年録画したFNS歌謡祭のミュージカル特集で三浦春馬さんがやってたキンキーブーツのコーナーは食い入るようにみて楽しんでます
ちょっと前まではUSAにはまって、地団駄踏むように踊り狂ってて、その様子を撮った動画、本当に好きです。前奏聞くとスイッチ入って、お尻突き出して回転し始めて、子鉄には、こんな風にダンスが見えてるんやなあと
今日は、朝ドラの後ハケンの占い師アタルを一緒に見てて、アタルちゃんの言葉にジーンときました
この世界は不公平だと。元々世界がそうなんだから、人と比べても意味ないと。だからこそ幸せは自分で作るものだと
子鉄は、予後は良好です。昨年春に入院して、入院中も心配していたことは、どんどん良くなりました。腎臓の機能は良好、腎臓の左右差も血流の差もほぼ同じに、脳波も安定、脳のMR I、MRAも問題なし。投薬は続いていますが、普通に元気に日常生活おくれてます
ただ、退院後も検査のための入院は何回かありましたし、今後もあります
昨年退院後の初めての検査入院では、高血圧脳症の影響で、眼底の血管が蛇行していたり、脳症の跡が脳に残っていて、それが消えているか確認するために、鎮静剤で眠らせて検査をしました。大人はじっとしてられますが、子供は長時間じっとできないから、鎮静剤使うと
でもこれが厄介で、うちの息子は耐性があるのか、鎮静剤が抜けきる前に起きてしまい、酔っ払い状態のようになり、ふらつくのに立ち上がろうとしたり、点滴ぬこうとしたり
要は錯乱状態で、それが治るまで、付きっ切りで身体張って抑えていないといけないと
普段の様子とは違っていますし、入院前の急性期にけいれんしていた様子ともかぶり、それを思い出すし、その時の自分が感じた恐怖や不安もまた湧き上がってくるし、何より、
息子が検査前から飲み物飲めずにいたから、つらそうに枯れた声で泣き叫ぶのを聞くと、私はクズだなと思います
何でこんな目にあわせてるんだろう。何で息子を守れてないんだろう。私が全部あなたの苦しみを背負ってあげるから、私があなたの代わりに苦しめばいいのに、
何でこんな小さくて非力な子供に、つらい思いさせるんだ。ふざけるな
何に対してか、自分にも何か見えない力にも怒りが湧いてきて、そう、世の中は平等でも公平でもないんですよね。それを、息子のことで、嫌というほど思い知りました。
息子だけでじゃない。小児科病棟には、それはそれはたくさんの子がいます。見るからに具合が悪そうだったり、抗がん剤治療してるのかなという子もいました。
この子らは一体何しましたか?みんな、罪なきか弱ききれいな心を持った子供です。ただそれだけ。平等じゃない、公平じゃない、この世界は
でも世界は変わらない。じゃあ、どう生き抜いていけばいいのか、その時本当に本当に考えました。人生が難しいのは、当たり前ですが、続くってことですよね
答えを見つけたと思っても、また壁にぶち当たる。また試行錯誤する。壁を突破する。また壁がある。どうするか、みたいな繰り返し
だからもう、開き直るしかないと
平等じゃなかろうと、今自分や息子に試練が降りかかっていようと、関係ない。1番力があって、全てを支配して動かせるのは、私であって、目に見えない不安とかじゃない。そういうものより、私のが数万倍強い。だから、私は自分が思い描いた通りの幸せを実現できる
1番に息子を守れるのは、私以外にいないし、私の願いや思いは必ず叶う
上手くいえませんが、セカイの理を経験し、開き直ったら、そういう力がふつふつと湧いてきました。今まで何に怯えていたんだろうとも思いました
もちろん、その後も日常は続くし不安が押し寄せてくることもあるけど、ああ、もうダメかも知れない、私の心は完全に折れて立ち上がれなくなるかもしれないという窮地を経験して、雪の中走り回る息子との日々があるのだから、私は弱くないし、これからもそうあり続けられるはずだと
確信が芽生えました
わかってるって、世界は平等ちゃうやんな
だから?
どんな世界いても、私は生き抜けるし家族守れるし自分の力で人生切り開ける
強がりかもしれませんが、ここにしっかりと書いときます。家族のために。自分のために
ちょっと感情的になってしまいました
子鉄は、ほんまにきめの細かい色白美肌で、その分肌が弱いので毎日念入りに肌のお手入れしてます。最近は、膝にクリーム塗ると、爆笑して、
「あーしーあーしー笑笑笑笑笑笑笑笑」
そやな、脚やな。何がおもろいねん。
あんたは今日もツヤツヤしてかわいいな。
長くなりました。
また書きます。