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人生の一コマ 第7話

一つ前の続きです。

日常は子育てに追われている。

心は信じる者を失ったまま。

実家の親は相談にのってくれない。

夫の両親からは

否定されて毎日を過ごしている内に自分が無能な存在だと思い込んで行った。

無能と思い込んでしまったわたしは不思議な体験をした。

いつものように親子で川の字で寝た夜にそれは起きた。

私の魂がこの肉体から離れて行ったのです。

部屋の中で寝ている家族を上から見下ろしている。

目線を上げるとそこには懐かしい魂の仲間たちが集まっていた。

仲間たちは私に    「お帰りなさい。頑張ったね。もうこちらに居ていいよ。」と

歓迎の言葉を与えている。

わたしも仲間といると肉体で感じていた重い、不自由な感覚がまったくない。

それどころか全てを信じる事ができる強さを感じる。

そして、全ては一瞬に起きている事がなぜかわかるのだ。

全ては光に見え、個性を感じようと思えば個性が生まれる。

とても 心地よい。

わたしは もう 戻らなくいいんだよと何度も何度も説明を受けた。

しかし 子供達が 気になってしまい、

目線を下に向けると  私が肉体を離れてしまったこれからの様子が

一瞬に映し出された。

夫の両親は孫に冷たくあたり。

夫(息子)に再婚の話しを進める。

子供達は心がどんどん冷たくなって行く。

冷たくなった心のまま大人になる。

それは、私が子供達から産まれた瞬間、見せてもらった人生ではない。

何故 こうなってしまったのか、仲間たちに尋ねた。

その答えの中には子供達の人生の喜びはなっかた。

私が戻ったらどうなるのか、仲間たちに尋ねた。

とてもつらい経験をすることになる。

しかし、乗り越えられる方法に気づいて行く。

子供達は人生の予定をこなして行くことになる。

ならば    私は戻る事にした。

肉体に戻ると もう冷たくなっていた。

魂を肉体に合わせて      「 エイ‼︎  」 とエネルギーを全身に送ると

冷たくなっていた足もあたたかみが通った。

そして   いつもの様に  朝を迎えた。

この人生の一コマは魂の光の本質を見せてくれた。











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