「ありのままを受け入れる」と幸せの関係性
こんにちは、まろにぃです。
最近、よく「ありのままを受け入れよう」という言葉を目にします。
この言葉についてその通りだと思うのですが、私としては、それだけではなんとなく足りないような気がします。
最初に結論を言っておくと、幸せになるために「ありのままを受け入れる」というのが正解だと思います。
今回は、幸せになるプロセスについてと、「ありのままを受け入れる」ことが必要な理由について紹介します。
幸せのプロセス
ハーバード大学の75年にも及ぶ追跡調査で、人間は、富でも、名声でもなく家族、友達、社会のコミュニティーと繋がっているほど幸福度が高かったと発表されています。
一方で、このハーバード大学の研究では、もう一つ結論をだしており、大切なのは友人の数でも、交際相手がいることでもないとのこと。
では、何が大切なのでしょうか。
もっとも重要なのは、人間関係の質です。
この研究の4代目責任者であるロバート・ウォールディンガー教授によると、定年退職後一番幸福だった人は『新しい仲間を自ら進んで作った人達』だと発表しています。
ここからは、私なりの解釈になりますが、好きなことをやるのが一番幸せに近づくことをこの研究では示しているのではないかと思います。
また、ポジティブ心理学の父と呼ばれるセリングマンがまとめた概念で、『幸せ』について以下の5つの柱が必要だと発表しています。
①ポジティブな感情をもつこと
②没頭、没入できる体験をすること
③特に家族などの親密な人たちとの関係を大切にすること
④人生に意味や意義、目的を見出して行動すること
⑤何かを達成したり、習得し向上させること
③では、人間関係のことをうたっていますが、そのほかの項目は、体験というか行動のことをうたっているため、やはり好きなことをやるのが一番幸せに近づくのではないかと解釈できます。
ありのままを受け入れると起こること
好きなことをやるための条件として以下の2つのステップが必要になると考えます。
①ありのままを受け入れる
②人からどう思われるか気にしない
ありのままを受け入れるとは、文字通りなのですが、今の状況をすべて受け入れることです。
今の生活環境、年齢、見た目、性格、正直先延ばしにしたいと思ってる自分がいるとか、ネガティブな感情結構あるとか、このメンタルブロックはなんなんだろうとか、最近はちょっと疲れてるからしょうがないとか、外見や内面を含めた全てです。
この時点で、「自分は何てクズなんだ」とか、考えが出てくるかもしれません。
というかありのままを受け入れるとか思ってる人は、基本的にネガティブ強めなことが出てくると思いますが、それも含めて、「自分はそう考えているんだな」と思って受け入れます。
「ありのまま受け入れる」ことができると何が良いかと言うと、実はこれができないと何も始まらなりません。
自分を受け入れる→自分を変えるが可能になります。
上記のようにネガティブな気持ちがあるなとわかると「何かやらなきゃ」とか「何かやりたい」という気持ちが湧いてきたりします。
その気持ちも素直に受け止めて、可能であれば「好きなことをやる」につなげてもらえたらと思います。
一方で、ネガティブな感情が湧いてきても「別にいいや」と思うかもしれません。
これはこれで大切な気持ちなので素直に受け止めてください。
ただ、「やりたい」と「別にいいや」が葛藤した末「別にいいや」が勝ってしまった場合、後で後悔する可能性があります。
その場合にも「後悔しているんだな」という思いを受け入れ、次に行動するようにしてもらえたらと思います。
ずっと、「別にいいや」と思えるのであれば、それはそれで幸せになれることですので、そのまま続けてもらえたらと思います^^
最後に
ありのままを受け入れるについて調べてみると、ネガティブになりいつまでも弱さに捉われてしまって不快な気分になるのはよくありませんと書かれているものがありました。
確かにその通りだと思いますが、ネガティブに弱さに捉われて不快な気分になるのも、ありのままを受け入れる過程で起きたのであれば仕方ないことだと思います。
おそらくそういう時は、心の防衛反応が働いている状況ですので、今はまだ時期じゃないということだろうと思います
ただ、現実的なことを考えて、「ありのままを受け入れる」に反応するような人であれば、少しはポジティブな側面もあるとは思います。
冷静に自分の心と向き合ってもらう、もしくは、人の力を借りてでも自分の心に向き合うことができれば自然と幸せになれる方向には進んでいけると思います。