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#24『ザ・ウォッチャーズ』(2024)
こんにちは、まーみんです🐧
今回は『ザ・ウォッチャーズ』を観ました。
あらすじ
❛❛地図にない森、ガラス貼りの部屋、見知らぬ 3 人ー 28 歳の孤独なアーティスト ミナは、贈り物を届けるだけのはずだったが、そこに閉じ込められ“謎の何か”に毎晩監視されているー “監視者”は何者なのか?そして何故...?❜❜
監督
イシャナ・ナイト・シャマラン
キャスト
ミナ:ダコタ・ファニング
キアラ:ジョージナ・キャンベル
マデリン:オルウェン・フエレ
ジョン:アリスター・ブラマー
ダニエル:オリバー・フィネガン
感想 ※ネタバレあり
イシャナ・ナイト・シャマランのデビュー作
M・ナイト・シャマランの娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが初監督を務めた本作。好き嫌いは分かれると思いますが、デビュー作としては素晴らしい出来でした。父の作風を受け継ぎつつ、またちょっと違った感じ。どんでん返しという感じではないですが、さすが、シャマランの遺伝子を継ぐだけあり、一捻りはあります。100分程度に纏まっているところも父親譲りな感じがしました。
謎の何か
見知らぬ3人とガラス貼りの部屋<鳥かご>の中、確認はできないものの”謎の何か”に毎晩監視されることになったミナ。そこに存在する3つのルール。1.背を向けてはいけない。2.決してドアを開けてはいけない。3.常に光の下にいなければならない。これだけで、”なんで?” ”謎の何かって何?”と引き込まれていきました。ホラーとしては少し物足りないと感じる人も多いかもしれませんが、個人的には終始ほどよいゾクゾク感で観ることができたので良かったです。全体的にホラーっぽい雰囲気は漂っていますが、どちらかというとサスペンスやダークファンタジー寄りかなと感じました。ウォッチャーが人間の姿を真似る妖精だったということを踏まえると伝承などの色合いも強く感じます。
ミナの成長
鳥かごの中のメンバーは深いトラウマを抱えた人たち。それはミナにも言えることでした。しかし、本作のラストではウォッチャーの一人であるアインリクタンに対して、ミナは「ありのままの自分を受け入れる」ことを説きます。トラウマや自身の傷を消すのではなく、それも含めて自分だと受け入れることが大切だと学んだ、ミナの成長の物語でもありました。
それではまたね👋