梅雨前の庭仕事
梅雨前にしておく庭仕事を紹介します!
雨が降って思うように庭仕事ができなくなる前に、ムシムシした時期に備えましょう〜!
①ハーブの収穫と利用
蒸れ防止も兼ねてなのですが、繁茂してきてハーブは収穫も兼ねて一度切り戻してしまいましょう。例えばドクダミ、レモンバーム、ミント、ローズゼラニウム。増えすぎたもや、特に込み入って蒸れそうなところは、抜去します。天気の良い日に行い、水洗いするとすぐ乾くので、そのままドライにしたり、チンキにしたりしておくと利用できます。私は、お茶用にドライミント、ドクダミなど、また虫刺されのかゆみ止めや化粧水として、どくだみチンキなど仕込みます。
②雑草と折り合いを付ける
私の考えでは、『雑草と戦った時点で、人間の負け』。試合に勝っても負けても、自然と戦おうとした時点で、勝負には負けています(笑)。駆逐してやろう、などと思うと、素敵なガーデニングライフは途端に泥沼化した裁判のように…もしくは腰痛になります。
梅雨以降、雑草の勢いは増してきますので、梅雨前に自分なりにここで一度雑草と『折り合いをつける』ことが大事です。
具体的には、
『長さを刈り込んで蒸れを防止』、
『段ボールなどでマルチングし、雑草の勢いをおとす』、
『狭いスペースならば全て抜去し、その後腐葉土でマルチングか、他の植物を植える』
『雑草の名前を調べ、雑草に親しむ』
などです。
とにかくこの『折り合い』ポイントについては人によって正解が違うので、いい塩梅を見つけましょう。
③泥はね防止でマルチング
今の時点でマルチが薄いところや、根元の葉が泥跳ねで汚れているところに、マルチを足しましょう。マルチング剤は、段ボール、腐葉土、バーク堆肥などです。
④挿し木が成功しやすい時期!
梅雨前は案外挿し木の適期。なぜなら、気温が上がりすぎず湿度が保たれるからです。
①で剪定したハーブなどをついでに挿したり、セージ類などうまくいけばその年の夏に花を付けるものもあり、花苗の少ない真夏に重宝します。
⑤初夏までに咲いた旧枝咲きの植物の剪定
旧枝咲き(前年に伸びた枝に花芽を付けるので、秋以降などにに剪定すると花が少なくなってしまう)の植物を剪定したい場合は、この時期に終わらせておきましょう。
旧枝咲きの植物は、サツキツツジ類、コデマリ、ユキヤナギ、ヤマブキ、バイカウツギ、など。
⑥球根類の掘り上げ
園芸種のチューリップなど球根を掘り上げたい場合は、梅雨前に済ませます。原種系のチューリップやムスカリ、シラーなど植えっぱなしでOKですが、場所を変えたい場合などは掘り上げます。掘り上げた球根は、雨のかからない日陰で保存します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?