こんな結果になれば何か言いたくなる
兵庫県知事選、こんな結果になれば誰もが何か言いたくなる。
そこはぐっとこらえて、これから後付けでいろいろ語られるであろう専門家にお任せしよう。
どうあろうと、県民の方々が選択した結果なのだ。
ただ、ひたつだけ。
県職員は気の毒だなあと。
「パワハラがあったかなかったか知らないが、私たちが斉藤知事を選んだのだから、言うこと聞いてしっかり働きなさい。もう内部通報なんかありえないですからね。県民にとっては実績だけが大切ですから」
こんな声が聞こえてきそうだ。
百条委員会や第三者機関の調査がなされるのかどうかしらないが、どこかで調査は最後までやって欲しい。
あ、後もうひとつ。
驚いたのは、立花孝志氏が19180票も獲得していることだ。
自分はあくまでも斉藤氏の応援のために立候補したと公言している彼に、県政を任せようとする人が2万人近くいた。
どのような人が投票しているのか知らないが、僕はこれが後々小さな火種になるような気がしてならない。
ネットと言う、開かれているようでとても狭い世界。
あのゲッペルスも驚くほど簡単に、人心は操作されてしまう。
国民が政治に関心を持たない時代も恐ろしいが、国民が政治に熱狂する時代はもっと恐ろしいのではないかと僕は思っている。