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「SEOを意識したタイトルの付け方」を思考する習慣を身につける
いきなりですが、質問です。
コンテンツマーケティングやオウンドメディア、プレスリリースなど、記事コンテンツのタイトルを雑に考えていませんか?
記事タイトルには、流入数を左右する重要な役割を持っており、ポイントを押さえてタイトルを付ける必要があります。そのため、SEOに効果があるといわれる基本的なルールがいくつかあります。
しかし、基本的なルールに従ってタイトルをつければ必ず成果が出る記事タイトルになるわけではありません。
そこで今回は、「SEOを意識した記事タイトルの付け方」と「タイトルを付ける時の思考方法」についてご紹介します。
SEOを意識したタイトル付けの基本ルール
まずは、一般的にSEO対策に有効とされているタイトル付けの基本的なルールをご紹介します。
内容を表したタイトルにする
30文字以内に収める
キーワードは文頭入れる
数字などパワーワードを活用する
上記の4つはSEOを意識した記事タイトルを付ける上で知っておきたい知識です。1つずつ簡単に解説します。
①内容を表したタイトルにする
当たり前のことじゃん!って思ったそこのあなた。本当に全ての記事で内容を簡潔に伝えられているタイトルを付けていますか?
よく見かけるのが、大袈裟・過大に書かれているタイトルや内容が分かりづらいタイトルになっている記事です。また、ユーザーは何かを知りたいという行動から検索することを意識し、記事を読めばどんな情報を得ることができるか、メリットを明確に伝えることが重要です。
スプレッドシートやエクセルなどで全ての記事を管理し、全ての記事タイトルを見直してみましょう。
②30文字以内に収める
記事内容をタイトルに全て詰め込もうとしたり、キーワードをつめこみすぎたりしている記事もよく見かけます。そのため、タイトルが長くなりすぎて、検索結果画面(SERPs)に全てのタイトルが表示されていないことがあります。
タイトルはキーワード・内容を含めたものにし、30文字以内に収めることを意識しましょう。
③キーワードは文頭に入れる
検索結果画面で検索語句と同じキーワードがタイトルに含まれている箇所は太文字でハイライトされます。そのため、タイトルの文頭にキーワードを含めることで、クリック率(CTR)が上がりやすくなります。
また、ユーザーの行動が検索順位向上のための要素に含まれており、クリック率がよい記事はSEO評価がよくなるため、キーワードはタイトルの文頭に入れるようにしましょう。
④数字などパワーワードを活用する
「東京おしゃれでかわいいカフェ20選」や、「知らないとマズい!?社会人マナー」といったタイトルに数字やパワーワード・フレーズを含んだ、記事コンテンツをよく見かけます。
内容をより具体的にする数字や、焦りなどのネガティブワード、まるごと解説!といったポジティブワードなどクリック率を向上させるテクニックがあります。
クリック率を上げるテクニックは主に4つあります。
数字
ポジティブワード
ネガティブワード
地域名ワード
地域名ワードは、地名など具体的な地域名を出すことによって、クリック率を上げることができます。地域名ワードの例としては「池袋でおすすめのサウナ5選」や「恵比寿周辺!デートに使えるおしゃれなレストラン」などがあります。
SEOを意識した記事タイトルを付ける思考とは
SEOを意識した記事タイトルを付けるということは、ただキーワードを含めたタイトルを付けるのではなく、ユーザーが読みたいと思わせるタイトルにする必要があります。
では、具体的にどのような思考を持ってタイトルを考えているかご説明します。
私がタイトルを決めるときに意識して行なっていることは大きく分けて下記の3つです
キーワードごとにユーザーのインサイトを徹底的に考える
複数個タイトル案を作ってみる
自分が読んでみたいと思うタイトルになったか
1:キーワードごとにユーザーのインサイトを徹底的に考える
はじめに、キーワード選定を行い、キーワードから記事内容を構成する場合が多いと思います。ここでは、記事のコンテンツ(内容)のみに焦点が当たりがちですが、私はコンテンツ(内容)が決まった段階で、タイトル案を考えます。
記事の内容を考える際には、ニーズなどユーザーインサイトを考えて構成を作成していくと思いますが、タイトルも一緒です。
しかし、タイトルを決めるには、キーワードごとのユーザーインサイトを読み取る能力が必要になります。Aというキーワードで検索するユーザーのインサイトはなんなのか、どういったことが知りたいのか、徹底的に考える必要があります。
後はどのようなタイトルを付ければユーザーは読みたいと思うのか、という点に焦点を置いてひたすら考えます。
2:複数個タイトル案を作ってみる
1のユーザーインサイトを考えたのちに、複数タイトル案を作ることも重要です。これは経験則ですが、タイトルを変更せずに公開し続けれる記事はだいたい2割程度で、公開後クリック率が良くないなどの理由でタイトルを変更することが多いです。
SEO評価がついた記事のタイトルを変更することは良くないとされていますが、私はクリック率が低い方が良くないと思っているので、タイトルを変更も施策の1つとして行います。
しかし、はじめに決めたタイトルで公開し続けられた方が良いことも事実なので、タイトル案は複数個作ります。ここで重要なことは、決めてすぐに公開するのではなく、翌日改めて決めたタイトルで良いか再度確認するようにしています。
3:自分が読みたいと思うタイトルにする
タイトルを決める思考の中で特に重要視していることは、まず決めたタイトルの記事が検索結果画面に並んでいることを想像し、「読みたい」と思うことができるのかどうかです。
これはあくまで個人の意見になるのですが、自分自身が読みたいと思える記事タイトルではない場合、別のタイトルにした方が良いと思っています。
ユーザーインサイトを考え、タイトル案を複数個作成し、その中で最も自分が読みたいと思った記事タイトルをつけるようにしましょう。
まとめ
今回はSEOを意識した記事タイトルの付け方と、タイトルを考える時の思考方法についてご紹介しました。
SEOは特に正解が決まっていないことが多く、クリック率など行なった施策の効果が良いものが正解になることが多いですが、記事を育てていくという気持ちを持つことが重要です。
私も引き続きSEO含めWebマーケティングを学び、経験を重ねる中で得た知識やノウハウをNoteにまとめていくので、ぜひフォローやいいね、SNSでの拡散よろしくお願いいたします。
自己紹介
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