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【MSBS】プロスポーツ&アクティベーション視察「Bリーグ 奈良vs越谷」

年の瀬の12/19、MSBS(Mission Sports Business School)のカリキュラムの1つである「アウティング」に行ってきましたので、そこで感じた熱を速報的にお送りします。(速報です。乱筆乱文駄文お許しください)

※MSBSについての詳細は、主宰でリーダーの満田さんnoteをご参照ください


まずアウティング

そもそも「アウティング」とは何ぞやですが、要は、実地にてスポーツコンテンツ及びアクティベーションを視察&体験し、
それについて意見交換等セッションすることを指します。

※もちろん今回の実施に際しては世の中の現状に即し、原則マスク着用などなど感染症には最大限配慮した形での実施を心がけていました。

そして、今回のアウティングの開催地は、

奈良!

古都奈良にてBリーグのバンビシャス奈良 vs 越谷アルファーズとの一戦を視察しに。

なぜこの一戦がアウティングの対象になったかというと、

・MSBSで私と同じ2期生である勝谷さんが、バンビシャス奈良のユニフォーム等提供をしているパートナー企業の代表取締役社長(SQUADRAというアパレルブランドを展開)
・その事から、11月のある日のMSBS演習課題で
「12/19-20開催予定のスクアドラ冠試合のアクティベーションをプラニング&プレゼン!」
「モノによってはマジで実現するからね!」

という面白い展開があり、そして、
→MSBS数十人が勝谷さんに対して様々なIdeaをプレゼン。
→ 勝谷さん及びバンビシャス奈良が検討、決定。
→ 実際に素晴らしいアクティベーションの数々が実施(後述)。

上記は2ヶ月足らずの間の事でして、このスピードと実行力は凄いですし、
MSBSでの学び × 様々な受講者のIdea × リアルビジネス
は普段なかなか味わえない高揚感がありました。

※MSBSはプロスポーツチームや競技団体、メーカー、制作、広告会社、学生などなどバラエティに富みまくっているダイバーシティ集団。

そんな事があり、このアクティベーションを体感しに行くべく奈良アウティングが計画。演習として発案した満田さん、それを精査し決定及び実行をした勝谷さん、SQUADRAの皆さん、良い機会をありがとうございました。


まほろば奈良、到着。

ここからは、本題の奈良アウティングについて画像とともにエッセンスをお送りしたいと思います。色んな事があったのですが、多分全部は書ききれていないです。

アウティング当日、お昼頃奈良駅に到着。修学旅行ぶりです。

試合開始(夕方17:00 Tip Off)までまだ時間がある為、少し寄り道をして多くの国宝が収蔵されている興福寺へ。
早速関係無い話と思わないでくださいw
実際スポーツと観光、地域というのはものすごく密接に関わっていますよね。

国宝 五重塔

国宝 阿修羅像 ※写真撮影NGでした。

少し観光を楽しんだところで、
奈良駅から少し歩いたところにある「餅飯殿町(もちいどの)センター街」へ移動。
ここに今回お目当てのSQUADRAアクティベーションの第一弾「Bigユニフォーム」の掲出が!

しっかりとトップパートナーであるロート製薬さんロゴも。
このBigユニideaはMSBS 水島さんがプラニングしたもの。ご本人は今回来れず残念。

バンビシャス奈良専属チアリーダー「BamVenus」もここでの画像をUpしてました。

そして会場

会場入りまでまだ少しだけ時間があったので、会場に隣接するスターバックスへ。良い立地へ出店しますよね。もう何時間でも居れます。試合がもうすぐ開始しちゃいます。

いよいよ、ならでんアリーナ内へ。体育館では選手たちがお出迎え。

会場内では様々なSQUADRAアクティベーションが展開されていました。

●特設フォトブース。
これはMSBS演習でのIdeaがヒントになったとの事。ここで撮った画像のSNS投稿で全選手サイン入りユニフォームが当たるキャンペーンを展開。#スクアドラで検索すると多くのブースターが画像Upしていました。

●指定席チケット購入者へSQUADRA Tシャツプレゼント。
太っ腹に全員へのプレゼント。カッコいいブラックで生地もしっかり。

●SQUADRA物販ブース。
終始活気に溢れていました。ここまでの賑わいはなかなか無いとの事。

●SQUADRAサポートチーム大集合
これもMSBS演習からの実現Idea。
・奈良クラブ(サッカー)
・奈良ドリーマーズ(バレーボール)
・バディフットサル男女(フットサル)
・コンフィアンザフットサル(フットサル)
と、他競技のアスリートがここまで数ゲスト登場するのは見たことが無かったです。実行力が素晴らしい。ALL SQUADRA、ALL奈良。
ブランディングだけでなくファンの相互送客にも期待できる良いIdea。今後も拡張性がありますよね。

Tip off

いよいよ17:00 Tip off(試合開始)。
今回のアウティングが最高だった事の理由の1つに、シンプルに試合が良かった!
1Qから我らがバンビシャス奈良リード。
途中僅差まで詰められるタイミングもありましたが、終始追いつかれる事は無く格上相手に見事勝利!
負けるでも圧倒的点差で勝つでも無く、
常にひりつく緊張感で得点が入る/入れられるという展開に拍手しっぱなしでした。


当日のオフィシャルフォトグラファーでMSBS第1期の小川さんが!(ビブス001)

試合間にはバスケに欠かせないチアリーダー演出。とてもエネルギッシュで、試合が最高に盛り上がりました。

3Pチャレンジ。惜しくも外れ、賞品を逃したブースター。

そして、

勝利!

最後にMVP発表。これもSQUADRAアクティベーション。

ゲームを終えて

と、見どころ満載なゲームでしたが、
一方でスポーツマーケティング的な視点で気になるところを少し挙げると、

やはりスポーツ観戦にとって箱はとっても大事だなと。

ならでんアリーナは竣工1972年とわりと年季が入っているため、動線だったり演出だったり諸室だったりが充実しているとはなかなか言い難いところがありました。
もちろんコロナ禍というところで演出少なめ、感染症対策オペレーション実施中だったり、という事はあると思いますが。
諸室でいうと、古い体育館なのでVIP向けのルームだったり観覧スペースが無く、スポーツマーケティングの柱の一つであるホスピタリティが現状だと厳しめだなという話題に。

また、今後B1への昇格を見据えると現状収容人数キャパだと足りないため、改修や新設なども関係者の皆さまの検討課題だろうなあと。
奈良は2030年国体候補地に挙がっているという事もあるため、これからのダイナミックな動きが期待されます。

ちなみに、今回の試合の観客動員は主催者発表 645人。バンビシャス奈良はホーム平均1,000人以上の動員があるそうなので、コロナの影響を肌で感じました。
しかし、こんなに面白いエンタメ。もっと多くの人が観ればいいのに。なんだか価値と世の中にギャップが。
※平時キャパ約2,000人。コロナ対策で現在のMaxキャパは約1,000人とのこと。

試合後にバンビシャス奈良 加藤社長とお話をする機会があり、とってもお疲れのところチームやアリーナについて色々貴重なお話ができました。
あと、今までリモートでしかコミュニケーションをとっていなかったMSBSの方々やゲスト参加の奈良クラブ大里さんとお話しできたのもこの奈良アウティングでの最高な事の一つ。

本質

最後にですが、今回の実行者であり功労者であるSQUADRA勝谷さんが、

「ファンの方々からとてもとても喜んでもらえた」「ひっきり無しに声をかけてもらった」「物販ブースの賑わいが半端じゃなかった」

という事を仰っていたのがとても印象的で、熱くなるものがこみ上げてきました。
SQUADRAブランドは、バンビシャス奈良というコンテンツを活用して自ブランドのみならずチームやファンをアクティベートさせたんだなと。
しっかりと練ってプラニングをし、それを机上で終わらせる事なく実行させる。結果を出す。誠実に素早く。コロナ禍だからこそ、成さねば成らぬという想い。大事ですね。

この本質を忘れず、僕も日々のプラニング&実行に取り組んでいく所存です。

今回初めてMSBSアウティングに参加したのですが、行ってよかった。学び多し。出会い多し。うましうるわし奈良。最高でした。

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