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投資に関する記事をまとめたマガジンです。
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記事一覧

ゴールドの本領 ~唯一の世界共通通貨~

ゴールド、金、オーロラ…どんな呼び方をしても、それは変わらずキラキラと輝くもの。今回は、ゴールドの本質とその魅力について、初心者にもわかりやすく解説していきます! 1.ゴールドとは何か?  ゴールドとは、元素記号「Au」で知られる金属です。「Au」とはラテン語で「Aurora」、つまり「朝焼け」を意味し、まさにその名の通り、輝く光を持つ金属ですね。ゴールドは腐らない、サビない、そして常に輝きを放つ――まるで永遠に若々しさを保つジョジョ作者の荒木飛呂彦のようなもの。  そん

株式市場の存在意義 ~世の中にどのような恩恵があるのか?~

株式市場と聞くと、「難しそう」「リスクが高い」「自分には関係ない」と感じる方も多いかもしれません。しかし、実は株式市場は私たちの生活や社会に欠かせない存在です。 株式市場は単なる投資家の遊び場ではなく、社会全体に大きな影響を与えているんです。この記事では、株式市場が私たちの生活や経済にどんな恩恵をもたらしているのか、わかりやすく解説します! 1. 企業の成長を支える「資金調達の場」 株式市場は、企業が成長するために必要な資金を集める重要な場です。企業は株式を発行し、投資

エヌビディアの株価はなぜ急落したのか? 24年9月3日

2024年9月3日、エヌビディア(NVIDIA)の株価は大幅に下落しました。(前日比約9.5%)エヌビディアは、AI(人工知能)分野での需要を背景に急成長している半導体メーカーですが、この下落にはいくつかの要因が重なっています。 今回は、この世で最も重要な企業とも言われているエヌビディアの株価下落の要因を解説します。 1. 市場全体の影響:先行きを案じるマーケットの雰囲気エヌビディアの株価下落は、まず市場全体の不安定な状況に影響されています。以下の3つの要因が、特に株価にネ

株式市場に影響を与える変数

株式市場は、実体経済に深く結びついています。企業の業績や成長見通し、経済成長率、そして消費者の購買力といった、経済の基本的な要素が株価に影響を与えます。市場はこれらの要素に対する期待感や不安感を反映して、上昇したり下落したりします。 例えば、経済成長率が高まると、企業の収益が向上し、投資家はその企業の株を買いたいと考えるため、株価が上がりやすくなります。一方、景気が後退すると、企業の収益も悪化し、株価が下がる傾向があります。ここから、具体的な変数について詳しく見ていきましょ

失業率と株価の関係を理解しよう

経済ニュースを見ていると、「失業率が上がった」「株価が下がった」などの話題をよく耳にするかもしれません。これらの指標は、経済の健康状態を示す重要な要素ですが、どうしてこれらが関係しているのか疑問に思ったことはありませんか?この記事では、初心者でも理解しやすいように、失業率と株価の関係について解説します。 1. 失業率とは何か? まず、失業率とは、仕事を探しているがまだ見つかっていない人々の割合のことを指します。簡単に言えば、「働きたいけど仕事がない」という人の割合です。失

【時を待て】長期投資だからこそ、今すぐ株は買わなくてもよい

株式投資において、「いつ買うべきか」というタイミングの問題は、投資家にとって最も重要なテーマの一つです。積立投資や一括投資など、さまざまな方法がありますが、この記事では長期投資の観点から「時を待つ」ことの重要性について考えてみたいと思います。 1. 株式はインフレに強い資産◆インフレとは何か? インフレーション(インフレ)は、物価が継続的に上昇する現象であり、現金の価値が目減りすることを意味します。インフレ率が高いと、同じ金額で購入できる商品やサービスの量が減少し、現金の

【経済の原理】長期的に見れば株価は上昇する理由とそのメカニズム

株価が長い目で見ると上昇しやすい理由の一つは、中央銀行 が経済を支えるために「お金を市場にたくさん供給する」からだと私は思っています。 株式市場では、他社からパイを奪って得るだけでなく、増殖したパイを獲得することもできるのです。 この行為を 量的緩和(QE) といいます。量的緩和では、中央銀行が国債や他の資産を買い取ることで、市場にお金を流し、経済を活性化させる狙いがあります。 量的緩和 によって銀行や投資家に多くの資金が供給されると、その資金が企業や個人に貸し出され、

【バブルの兆候を掴め!】相場の過熱を見抜く10の指標

株式が順調に右肩上がりで上昇しているとバブルではないかと不安になることはありませんか? そんな時いくつかの指標を確認して、相場の状態を確認して気を紛らわしましょう。 過熱気味の傾向がある場合は、近々株価下落するかもと覚悟を決めておけば 今回はバブルの兆候を掴むための10の指標をまとめさせていただきましたので、最後までご一読いただけますと幸いです。 記事作成日:2024年9月23日 1. マージンデット(Margin Debt) これは、投資家が株を買うために証券会