米国の景気後退(リセッション)の歴史をみてみよう
経済は成長と収縮を繰り返すサイクルがあります。経済が成長してピークに達した後、企業の生産や消費活動が減速し、不景気になるまでの期間を「景気後退(リセッション)」と呼びます。リセッションの期間中は、多くの企業の利益が減少し、失業率が上昇することが一般的です。
今回は簡単に過去どのようなことが原因でリセッションが起きたのか歴史を紐解いていきたいと思います。
◆リセッションの定義
まずは景気後退(リセッション)の定義を確認します。
米国では、2四半期以上連続して実質GDP(国