コミュニティマーケティングを始めるためのマインドセット
こんにちは。がたにです。僕はBtoBのSaas企業にてマーケティングを担当しているのですが、これからコミュニティマーケティングを取り組んでいこうと思っています。
そこで、今回はコミュニティマーケティングをこれから進めていくにあたって僕がはじめに行ったマインドセットの構築をお話します。
マインドセットってどういうこと?
なにかの施策を企画していく際によく考えるのはPDCAですよね。
それに習うとはじめにやることはPlan、もしくはまずは実行から始るということであればDoから始める方が多いかと思います。
でも僕としては、マインドセットはじめに整えてから施策の設計をすることをおすすめしています。ちなみにマインドセットって何ぞや?って方は下記をご参照。
マインドセットとは、経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態。暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、価値観、信念などがこれに含まれる。(引用元:MBAのグロービス経営大学院)
つまり、コミュニティマーケティングに取り組む前にちゃんとなぜ自社が取り組むべきか、自分が取り組むべきかについて考えておきましょうということです。
なぜコミュニティマーケティングを行う前にマインドセットを整えるべきか
コミュニティマーケティングって進める上で難しい点があります。
・効果を出すまでに時間がかかる
・そもそも効果を数字で計測しづらい
・まだ新しい領域で成功パターンが見えていない
・施策設計の力だけでなく人間力も必要で工数もかかる
などが良く浮かぶ点かと思います。
加えて上記より同じ会社の人でも「ホントに効果あるの?」「いつ効果が出るの?」といったドリームキラーが発生して、担当者の心を折るなんてことも容易に創造できます。
上記状況を踏まえた上で結果を出すまで担当者はゴリゴリ施策推進をしないといけないわけです。
つまり、「自社にコミュニティマーケティングが役に立つ」「自分にコミュニティマーケティングが役に立つ」ということを確信していないとできないことかと思います。
そのため、「とりあえずPDCAを回そう」という発想以前に、長期間施策を推進するためのエネルギーづくり(マインドセット)を事前におこなっておくことが必要になります。
では、どういうマインドセットをつくるべきか
前述したことをまとめると、どういうマインドを作らないといけないかというと、「未知の領域に向けて成功を確信し、成果が出るまで改善し続けるマインド」が必要かと思います。
どういうことか説明したいと思います。
「未知の領域に向けて成功を確信すること」これはコミュニティマーケティングを実施する前から実施後の企業の世界を手触り感を持って描けていること、また実施したことによる自社へのメリット、チームへのメリットを理解することができていることになります。自社への成果やビジョンの実現がなければ意思決定者は説得できませんし、チームや個人へのメリットを描けなければ気持ちを込めてコミュニティマーケティングに参加するメンバーはいないでしょう。
「成果が出るまで改善し続ける」これはとってもかんたんな言葉に見えますがかなりエネルギーが必要な話です。改善をするためには成功している企業に成功事例を聞き続けること、世の中に溢れていることで使えそうなものは採用し続ける、そして何より成果が出なくても続けるということになります。
これをおこなうには上司からコミュニティマーケティングをおこなうよう指示された「義務感」では難しいまたは疲弊します。それよりは自分がそもそもコミュニティマーケティングで成果を出したいという「渇望」が必要になります。
これらように、まだ見ぬ未来を手触り感持って描くこと、自分がそもそもコミュニティマーケティングを行いたいというマインドセットを構築することが、コミュニティマーケティングを実行する前の燃料として必要になります。
具体的な構築方法はまたアップします。