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経営者向けビジネス本は読みますか?

今回からは、意識低い系経営者が思うあれこれを記してみたいと思います。本日のテーマはビジネス本は読みますか?という話。

「経営本とかおススメはありますか?」
以前はよく聞いていました。
紹介していただいた本を片っ端から読んでみた時期もあります。
成功した社長さんの回顧録や評伝。
経営学者の教え、
〇〇流ナントカ術
などなど。
買うんですよ。読み始めるんですよ。
でも最後まで読み切れない。。。

ちなみ読書は好きです。本嫌いではありません。
小説や社会評論、歴史、趣味系はよく読みます。
そもそも私。文学部仏文学科卒でだったりします。
何度も繰り返し読んだ本もあります。

ただ経営本や啓発本は苦手です。
だって、参考にならないから。
志が高く、時代や社会、常識や慣習と戦い、
休みもなく、寝る間も惜しみ、
仲間を集い、でも時に裏切られ、しかしその困難を乗り越え。。。

意識高いよな、ラクしてないな、苦労は買ってでもしてるな
と思えてくると
ツラくなってくるんですよね。
なんかもっとこう自然体で取り組みたいんだけどなぁ。と思ってしまうわけです。

だから読むのは基本やめました。
基本というのは、レジュメというかまとめのようなものを集めた本とか
ネットの記事、ブログなどで概要やポイントだけは目を通すことがあるから。
そういうのは便利です。
ありがたく使います。
〇〇したらこうなる。××したら失敗した、という事実そのままは
大いに参考になることももちろんありますから。

でも一番役に立って、一番納得できる方法は何かというと、

社員や取引先の人たちの意見や考え方を聞いたり、一緒に考えたり、一緒に雑談したり、冗談言い合ったり、そんなやり取りをして、自分の考えとみんなの考えをすり合わせて煮詰めていく方が、結局は一番の解決になるなあ、と思うのです。

ビジネス本、経営本が好きな人がいると、その人たちから有益な話を簡潔に聞くことができるので、自分で読まなくても済むというのもありますしね。

読んだ本を人に説明すること自体、その人にとっても楽しくて、それに勉強になることもあります。まさにwin-winです!

そして足らない情報や不安な箇所は、それぞれ手分けして調べたり、より深く考えたりして、また集まって話し合う。。

時間は掛かることもありますが、チームの納得感や相互の信頼感が強まるので、結果的にスムーズに速く進むことも多々あります。

終わった後の責任の押し付け合いや、揉め事も起こりにくくなります。

これが一番精神衛生上ありがたい!

本noteは基本、毎週水曜日に更新の予定で進めております。
どうぞよろしくお願いします。

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