時間潰しのひととき
今日は、何かと待ち時間の多い一日でした。待っている間の時間潰しについて考えてみます。
無為の時間は嫌いではない
私は、予定がびっしりと詰まっている状況が苦手です。連日きっちりと分刻みで行動予定が決められている生活を強いられたら、かなりのストレスを感じて爆発しそうになるはずです。逆に何も予定のない状態が続いているのもストレスになります。丁度いい按配は、自分では何となく分かっていて、いいバランスで回っている時は、気持ちも身体も安定しています。
無為の時間は嫌いではありません。周囲へのスイッチを切って、ぼけっと過ごす時間のニーズは年々高まっていて、予めその余白をスケジュールに組み込むようにしています。
予期せぬ空き時間
今日は、長野から帰ってくる篠ノ井線の電車が、大幅に遅延し、松本駅の一つ手前の田沢駅で足止めを食うことになってしまいました。車内アナウンスによると、先行の貨物列車がシカと衝突して、撤去作業や安全確認作業に時間を要したことが原因でした。
私自身は先を急ぐ身でもなかったので、軽く目を瞑ってリラックスしたり、スマホでネットニュースを見たり、ゲームをしたりして時間潰しをしていました。幸い45分程度で運転再開となり、日付けが変わる前に部屋に戻ってこれました。
割と遅い時間で酒を飲んだ帰りのような人が多かったにも関わらず、私の乗った車両には、文句を言って騒いだり、車掌に食ってかかったりするようなマナーの悪い人はおらず、「時間かかるかもねー」「ぶつかったシカは可哀想に」とか、ゆったり構えていました。ちょっとイライラしてしまった自分を反省しました。これが首都圏だったら、汚ないことばを吐いて悪態を突く態度の悪い乗客が出ていたかもしれませんが、信州人は大らかな人が多いのかもしれません。
手持ちを用意しておく
どうせなら、もう少しこの時間を有効活用すればよかった、とちょっと後悔しました。不意にやってきた待ち時間の為の時間潰しの手持ちを用意しておくことは大事です。