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青春18きっぷの旅 2024冬③:関西本線経由

青春18きっぷ(三日目分)を使って松本へ帰って来ました。その記録です。

実家→大阪

いつも松本でしているように6時30分頃に起きてシャワーを浴び、老親に用意して貰った朝食(感謝!)をいただいてから、実家を出ました。まあ終日かけて松本へ帰り着ければいい...... という気楽な電車旅のはじまりです。

日曜日の7時台の電車は空いていて、簡単に座席も確保できました。先を急ぐなら、新快速に乗り換えた方がいいのですが、座れていたので本を読んだり、景色を見たりしながら、とりあえずは、大阪駅まで出ることにします。

大阪→法隆寺

行きは、名古屋から東海道本線で来たので、帰りは別ルートにするのも面白いと思い、大阪駅で大和路快速に乗り換え、時間はかかるものの奈良を経由する関西本線を使って名古屋まで出ることにしました。途中、一度も行ったことがなかった法隆寺に立ち寄ることを思い付き、法隆寺駅で途中下車しました。

柿食えば 鐘がなるなり 法隆寺

正岡子規

の俳句で有名な法隆寺は、聖徳太子が建立した現存する世界最古の木造建築(西院伽藍)である、と学校で習ったように記憶しています。1993年には世界遺産にも登録され、五重の塔や夢殿(東院伽藍)など有名です。

大学時代のホッケー部の仲間の実家が法隆寺駅の近くにあり、試合前日に何度か泊めてもらったことがあったものの、駅から1.5㎞ほど離れた法隆寺を訪れたことはありませんでした。今回の機会を逃すと一生行かない予感もあり、思い立ったが吉日を実行しました。

結論から言えば、「行ってよかった」に尽きます。入口に向かう参道から既に赴きがありました。拝観料が1,500円と知って、ちょっと躊躇する気持ちはあったものの、ここまで来てケチるのも何なので入りましたが、大正解でした。国宝、文化遺産のオンパレードで、十分な価値がありました。

法隆寺→加茂→亀山→名古屋

法隆寺駅に戻り、大和路快速で奈良方面に進みます。奈良駅で奈良線に乗り換えて京都駅に出る方が時間的には早いのですが、敢えて終点の加茂駅まで行き、関西本線で亀山、名古屋へと乗り継いで行きました。

早起きの影響と車両の暖房で眠く、何度か記憶を喪いました。途中鈴鹿山脈を抜けるあたりは雪が舞っていました。亀山まではJ R西日本管轄のワンマン運転の各駅停車。亀山駅からはJ R東海の管轄となり、途中四日市までは各駅停車、四日市からは快速運転となり、桑名、名古屋のみの停車ですが、途中すれ違いの時間調整も数回あるので、意外と時間かかります。

名古屋→大曽根→中津川→松本

名古屋駅周辺は大混雑で断念しました。少し先の大曽根で途中下車して、目に入ったスガキヤのラーメンで遅い昼食です。愛知県の"ソウルフード"という声も聞き、熱烈なファンも少なくにいと聞きますが、私個人的には、味は普通で、決して安くはない、という評価です。中津川行きの区間快速に一本乗り遅れてしまったのも痛恨でした。

中津川行きの快速の中では爆睡していて記憶がありません。気がついた時には、中津川駅で、他の乗客は皆降りた後でした。次の松本行きまで40分くらいあり、駅を出てスーパーValorの中にあったパン屋でパンを買って食べました。松本行きの普通電車も特急待ちがしばしばあるので時間がかかり、所々寝ていて記憶がありません。

部屋にて

半日以上(14時間)かけて、松本の家に戻って来ました。着替えをしてテレビを点けると、丁度M1グランプリの最終3組によるネタ披露だったので、観てしまいました。昨年チャンピオンの令和ロマンの連覇となりました。それにしても、M1はビッグな大会となったものです。私も結構なお笑い好きではありますが、昨今の異様な盛り上がりには、逆に引いてしまう感があります。(令和ロマンのネタは確かに面白かったですが)

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