今の理想は週休三日
本日の記事は、週休三日の社会的効用を考えてみようと思います。因みに、私のようなロートルは週休三日で働くのが"激推し"です。
週休三日は理想の働き方
この1年半実践してみての実感は、週休三日は今の私には最適の働き方だということです。強制や義務感のない平板な毎日だと、私のように根が怠惰な人間は、楽な方へ楽な方へ流されてしまいます。生産性がまるでない時間を送ってしまって、罪悪感を溜めてしまい、自己嫌悪や虚無感に支配されてしまいます。仮に無駄にしか見えない一日を過ごしても、義務感の中で働いている時間があるなら、贖罪になります。
日本が高度経済成長を続けていた頃は、週休一日が当たり前でした。せいぜい土曜日の午後以降が休日というのが私の育った時代です。私が働き始めたのは、週休二日が社会に定着した頃でした。学生時代、土曜日まで学校の授業があり、土日も部活動に勤しむ生活をしていた私は、大学を卒業して会社員になってしばらくは、『土日が休みになる社会人って楽勝だな』って思ったものでした。もっとも、会社員を一年目を終える頃には、それが極めて浅はかな考えだということに気付きましたが.....
しかし、今こうして50代も半ばになると、週休二日では、体力的には厳しくなっています。科学技術の発展と社会制度の革新によって現代社会は、大部分の人間が週に四日働けば、今のレベルを維持できる状況に到達していると思われます。
学識者も推奨
週休三日の社会定着は、働く会社員の単なる願望ではなく、しっかりとした調査結果をエビデンスとして、推奨する学識経験者もちらほら登場しています。
人類平均が週五日間、100時間がっつりと働くと地球資源と個人のリソースを無駄に消費してしまう、ということなのかもしれません。「人は働かないといけない」という社会通念が呪縛となって話題になったブルシットジョブを産み出しているという側面もありそうです。私は、後5年以内に週休三日制が当たり前になる、という賭けにベットしておきます。
完璧な三連休を目指して
長い間苦しめられていた確定申告作業から解放されたこの週末は、完璧(これまで、"完壁"と信じ込んでいました。恥ずかしい....)を過ごすべく努力します。成否ではなく努力する姿勢が大切です。