旅の記録2022:乗鞍高原・畳平
90時間満喫プロジェクトも三日目を迎えました。本日は、信州に来て以来ずっと行ってみたいと考えていた念願の乗鞍高原~畳平を堪能してきましたので、その記録を残します。
思い立ったら
本日の行動予定として、ドライブすることだけは決めていましたが、目的地や具体的計画を立てないまま、目覚めました。一応温泉に入れる準備だけはして、家を出ました。ガソリンが殆どなかったので、最初は給油にガソリンスタンドに立ち寄ります。166円/ℓと高止まり状態です。平均15㎞/ℓ走ってくれるとしても、毎月結構な出費となっています。
ガソリンを入れた時点でまだ予定が定まっていなかったものの、明日は台風接近で遠出もままならないし、何とか天気が持つ今日の内に乗鞍高原を体験しておこうと思い立ちました。乗鞍高原へ向けて、出発した時にはもう10時を過ぎていて、到着した時には11時を過ぎていて、10:55発の畳平行きのバスに間に合いませんでした。
カフェでブランチをしながら、次のバスの時間まで待ちました。
絶景の乗鞍エコーライン
乗鞍高原の観光センターから乗鞍畳平へと向かう長野県道84号乗鞍岳線(通称:乗鞍エコーライン)は、自家用車では通行できず、シャトル運航されているバスで向かいます。(11:55発。往復3,300円)
この時点では、まだ天気は崩れておらず、雲の切れ目から青空も見えていましたが、登っていくにつれて雲が厚く、靄がかかったような状態になってきて、景色が遮られるようになりました。晴れていたら、さぞかし素晴らしい景観だったろうと思います。
途中、落石の影響なのか、フェンスが破壊された場所を何か所も見ました。岐阜県側の平湯からやってくる乗鞍スカイラインは落石でルートが遮断され、通行禁止になっていました。終点の畳平は、自動車で行ける日本の最高地点。よくぞ、ここまで道を通してくれたものです。先人の叡智と努力に感謝です。
畳平~魔王岳~乗鞍高原
急に思い立ってやってきた為、雨具や防寒対策の準備はしておらず、シューズも街歩き用のスニーカーです。随分と、山を舐めた態度で来てしまったものだと反省しました。畳平に到着した時点では、靄が沸き立ってはいるものの、辛うじて曇り空で踏ん張っている状態でした。
装備不十分なので乗鞍岳山頂への登頂はパスして、頂上まで15分という表示が出ていて空いていた魔王岳(標高2,764m)の方に挑戦し、何とか頂上まで辿り着きました。そこから引き返して畳平に戻って来る頃には小雨が降り始め、どんどん視界も悪くなっていきました。結局、畳平には1時間程滞在しただけで、14:05発のバスで戻って来ました。
車内は満席でした。バスは細い九十九折りを縫うように降りていきました。返す返すも天気が良ければ、と思いました。次回は息子を連れて、季節の好い時期に家族で散策したいと考えています。
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