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オアシス再結成

本日は、巷でも話題になっている「オアシス再結成」について、当時の思い出とともに、現時点で思う所を書き残しておこうと思います。

90年代を代表するバンド

オアシス(Oasis)は、ノエル(Noel Thomas David Gallagher1967/5/29-)とリアム(William John Paul Gallagher 1972/9/21-)のギャラガー兄弟を中心に、1991年に英国・マンチェスターで結成されたロックバンドです。1994年発売のデビューアルバム『オアシス Definitely Maybe』は、いきなり英国アルバムチャートで1位を獲得し、大型新人バンドとして注目されました。続く1995年発売のセカンドアルバム『モーニング・グローリー (What's the Story) Morning Glory?』が世界中で大ヒットを記録し、世界的な人気バンドの仲間入りを果たしました。

2009年、ノエルとリアムの兄弟喧嘩をきっかけに、バンドは突如解散します。兄弟仲の悪さは解散前から非常に有名で、それまでも度々解散騒動を起こしていたものの、この時に生じた亀裂は深刻で、二人はこれ以降完全な絶縁状態になったとされます。度々湧き起こるバンド復活の噂を両雄が強く否定を繰り返しながら、月日は流れていきました。ところが、2024年8月27日、突如バンドの再結成と「OASIS LIVE 2025」が発表されたという訳です。

英国バンドを聴いていた1990年代

私の音楽への熱は1980年代後半から冷え始めていて、1990年代になると、ヒットチャートを追いかけることはしなくなっていました。ただ、英国出身アーティストやバンドの音楽は、ヒットシーンの状況とは別に好んでよく聴いていました。1990年代半ばは、英国出身のバンドのポップなサウンドが音楽シーンで注目されていた頃です。オアシスはその代表格で、『モーニング・グローリー』や、私がオアシスの楽曲の中で最高傑作と考えている『ホワットエバー Whatever』を収録したミニアルバムなどは、よく聴いていました。オアシスのフルアルバムは、全てCDで持っていました。

オアシス最大の魅力は、楽曲の良さでしょう。それは、リーダーであるノエル・ギャラガーの優れたコンポーザー能力と商才に支えられています。ビートルズやポール・ウェラーをリスペクトし、豊富なアイデアの引き出しを持つノエルの才能は、バンドのフロントマンであるボーカルの弟、リアムや他のメンバーも認める所です。また、彼らは優れたライブバンドであるとも言われており、脂の乗った時のライブのグルーブ感は素晴らしいものがあると言われています。

私は、80年代音楽好きを公言しており、そのことに嘘はないのですが、音楽の嗜好は、米国よりも英国系バンドの音楽の方が肌に合うようです。お気に入りのバンドの一つだったオアシスが、久々の活動再開でどのような音楽と話題を提供してくれるのか、密かに楽しみにしています。


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