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偉人達に学ぶ夜
本日は、『偉人達に学ぶ夜』という日記です。
yes! ~明日への便り~ より
『yes! ~明日への便り~』は、1年ほど前に偶然出会って以来気に入って、愛聴しているラジオ番組です。朗読は、俳優の長塚圭史氏、脚本を担当しているのは、北阪昌人氏です。30分でひとりの人物にスポットライトを当てて紡がれる物語に毎回心を打たれます。
2023年1月は、長野県に所縁の人物特集でしたが、その選定は秀逸でした。名前だけをうっすら知っているだけで、詳しくは知らなかった人物ばかりだったものの、放送を聴いて大いに興味をそそられました。
第384話 あらゆる可能性を試す ー日本画家 菱田春草ー
第385話 我が道を貫く ー思想家 佐久間象山ー
第386話 人生は微笑みと苦笑い ー小説家 久米正雄ー
第387話 人生に勝ち負けはない ー映画監督 降旗康男ー
日本画家の革命児・菱田春草
長野県飯田市生まれの画家、菱田春草(1874/9/21-1911/9/16)は、若くして夭折したものの、西洋画と日本画を融合した斬新な画風を確立した明治期の重要な画家です。愚直に、突き詰め、学び続けた人生だったようです。
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幕末の大思想家・佐久間象山
松代藩に産まれた、佐久間象山(1811/3/22-1864/8/12)は、『東洋の道徳、西洋の芸術』を唱え、勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬らにも影響を与えた幕末期の哲学者・教育者・思想家です。
頭脳明晰、運動神経も優れた象山は、自信過剰で、傲慢・不遜な言動や態度が災いし、敵も多い人生だったと言われます。本人も自覚はあったようですが、自分の信じる道を貫いたようです。
傲慢であることの責任は、自分でとる。
オレはオレのやり方でしか生きられないんだ。
言いたいやつは、勝手に言えばいい。
だが、死ぬ間際にきっと思い知るだろう。
ひとの悪口を言っている間に、人生なんて終わってしまうんだ
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多才な賢人、久米正雄
上田市生まれの小説家、久米正雄(1891/11/23-1952/3/1)同時代の芥川龍之介、菊池寛らと共に活躍した才能溢れる人物ながら、多芸多才が災いして毀誉褒貶の激しい人生だったようです。誹謗中傷にも苦しみながらも、自らの造語「微苦笑」をモットーに、したたかに生き抜いた賢人でした。
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弱者・敗者を描いた降旗康男
高倉健(1931/2/16-2014/11/10)主演の名作『鉄道員(ぽっぽや)』などで知られる映画監督・降旗康男(1934/8/19-2019/5/20)が、松本市の浅間温泉(当時は東筑摩郡本郷村)出身であることは知りませんでした。
以下のことば、沁みました。
僕は、成功したひとの映画は撮りたくありません。
映画は、不幸なひと、幸せや運を捨ててしまう、人間の哀しさを描くものだと思っています。失敗したひと、負けたひとを撮りたいんです
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