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あの頃好きだった曲❼…トワイライト・アヴェニュー
本日は、『あの頃好きだった曲』の第七回、スターダスト・レビュー『トワイライト・アヴェニュー』(作詞:竜真知子/作曲:根本要 1983)についての思いを綴ります。この曲については、軽くアルコールが入っている時にしか語れません。
切な過ぎる一曲
自分の中で、大切にしてきた曲です。切ない思い出、嬉しい思い出、密かに憧れていた女の子がSONYのウォークマンでこの曲を聴いていてキュンとした思い出、そんな多感な青春時代の経験が詰まっている一曲です。
高校時代は肩に余計な力が入っていて、洋楽一辺倒の道を歩むと決意していましたので、この曲との出会いは偶然の偶然です。高校に上がってすぐ、ぼんやりとテレビを観ていた時に、彼らの5枚目のシングル『夢伝説』を観て、「伸びやかないい声を出すなあ、この人……」と思って、”スターダスト・レビュー”というバンド名をメモしました。初期の楽曲には、コミックバンドがやりそうなものもありますが、彼らの演奏力は確かです。
当時から、短縮して呼ぶのが嫌いだったので、友人たちが”スタレビ、スタレビ”と呼ぶのに舌打ちしながら、”スターダスト・レビューだよ”と心の中で叫んでいました。
時は流れて大学に入学した1987年、MBS(毎日放送)の人気深夜番組『ヤングタウン』の金曜日のDJを、スターダスト・レビューのボーカル、根本要(1957/5/23-)さんと当時売り出し中だった野沢直子(1963/3/29-)さんがやっているのを偶然聴き、その時オンエアされて再会した懐かしいメロディーが『トワイライト・アヴェニュー』でした。以来、心にずっと隠し持って来ました。
隠れファンの多いスターダスト・レビュー
私の古い友人や同年代の知り合いには、声高には叫ばないものの、スターダスト・レビューの楽曲全般を好む人が多いです。そういう人とは同じ穴の狢で、自然に仲良くなれます。
私のカラオケレパートリーの中で、スターダスト・レビューの楽曲は、滅多に歌わないものの、不動の地位を占めています。『Single Night』『今夜だけきっと』『もう一度ハーバーライト』『Northern Lights -輝く君に』『木蓮の涙』…… 全て歌詞カード無しで歌えてしまう楽曲ばかりです。
彼らの最高峰の楽曲と言っても過言ではない『トワイライト・アヴェニュー』は、彼らの人気絶頂期にはまだ生まれていなかった現代の若者にも、是非とも聴いて欲しい一曲です。
子守歌代わりに
今週末は横浜の自宅に帰ります。声変わりし始めたという息子と約2ヵ月振りに顔を合わせることを楽しみにしています。今夜は、ヘヴィローテーションでYouTubeの『トワイライト・アヴェニュー』を聴きながら寝床につくことにします。
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