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無駄な時間を愛でる
本日のテーマは、『無駄な時間を愛でる』です。言語化することで、日々無駄な時間を過ごしがちな自分の怠惰な姿勢を逆張り視点で正当化し、罪悪感に悩みがちな自分への慰めとしたいと思います。
無駄は最高の贅沢
40代を迎えたある時期、やるべきことだけで日々の予定がぎっしりと埋まっているのが窮屈で、すごく憂鬱な気分に苛まれていました。切羽詰まった課題を前にして、敢えて無駄なことをすることに逃げて、精神を落ち着けることも少なくありませんでした。無駄は、人生において最高の贅沢だと考えていましたし、今でもこの考えには、肯定感が強くあります。
私が自由に使える時間の一部は、役に立たないこと、合理的でないこと、即効性のないこと、に目的なく時間を注入することを意識しています。時間は大切ですが、予定調和的な濃密過ぎる時間を続けていると、肉体的にも精神的にも疲弊が大きく、判断を誤りがちになります。予期せぬ形で落とし穴にはまり、積み上げたものを台無しにする確率が上がります。なので、衰えを自覚している昨今は、自分が適正だと考えている以上に、ゆとりや弛みの時間が必要だと考えています。
緊張感が保てない
加齢が影響しているかもしれないし、環境や状況がそうしているのかもしれませんが、長時間緊張感を保てなくなっています。集中力は、若い頃と比べて最も衰えた能力かもしれません。
そうなってしまった理由の一つに、自分の人生の目的がぼんやりしがちである、というのも大きく影響していそうです。漠然とした抽象的な目的しかなく、具体的な目的が乏しいため、行動指針に落とし込めていない自覚があります。松本にいる時は、部屋に一人なので、口うるさく文句を言ってくる人もいません。どうしても、易きに流れがちです。
無駄な時間に宝石が詰まっている
振り返った時に、「あの時の無駄な時間に、宝石が詰まっていた」と思えるように、今後の人生を設計し、リカバリーしていければ理想的です。自分の目指す方向性をチェックし、定期的に目標を見直す必要を感じています。
2023年夏の終わりに、とりとめもない着地となりました。
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