マガジンのカバー画像

Markover 50と音楽

121
Markover 50がこれまでに出会ってきた好きな曲、好きなアーティストの思い出をコラムにします。
運営しているクリエイター

記事一覧

寒い夜に音楽で心を癒すなら

今日は、建国記念日の祭日でしたが、通常通りに仕事があり、いつもの平日のスケジュールに乗っ取って時間が流れていきました。牛歩の歩みながら、確定申告作業に踏み込み、充実した(?)時間を過ごし、後30分で日付けが変わるので、急いで書き飛ばしていきます。『寒い夜に音楽で心を癒すなら』という、さっき思いついた内容です。 今も80年代洋楽ロック私の音楽嗜好の源は、今でも中学・高校時代に聴いていた洋楽ロックに置かれています。特に50代になってから、単身赴任で夜の時間を一人部屋で過ごすよう

ザ・ジャム(あるいはポール・ウェラー)の思い出

本日が2025年の仕事始めでした。何事も滑り出しは肝心なので、慎重に歩を進めることにします。昨夜、長距離バスを停留所で降り、歩いて部屋に帰って来る時には、深夜にも関わらず、思っていたより温かいと感じたものの、一夜明けて今朝は極寒になっていました。1~2月は、寒さに耐える雌伏の時間が多くなりますが、それも信州生活の受け容れるべき現実です。 さて、本日は2025年最初の音楽関係投稿です。私が洋楽にのめり込み始めた初期に出逢って(正確に言えば、後ろ姿を見送って)から、憧れと思慕の

冬の夜長に音楽②_2024/12/25

本日は、世界中で「メリー・クリスマス!」が挨拶として成立する日です。ここ、松本も冷え込み、結構寒いクリスマスになっていました。金曜日まで仕事をしたら年末年始休暇に入るので、ラストスパートの時期に入って来ています。目一杯楽しんで2024年を送りたいと思っています。一緒に過ごす家族の居ないクリスマスなので、通常は木曜日の夜の企画にしている『冬の夜長に音楽②』シリーズを、水曜日の大安の夜に書いていきます。 クリスマス・ソング一色…… にはしない夜私のSpotifyには、色んなテー

冬の夜長に音楽_2024/12/5

特に予定の無い木曜日の夜は、YouTubeやスマホいじりを遠ざけ、好きな音楽をじっくり聴き込んでリフレッシュを計る大切な時間です。過去、『秋の夜長に音楽_』と題して、不定期に書いている日記ですが、12月になったので、タイトルを『冬の夜長に音楽』に改題して、今夜に聴き込んだ音楽について自由に書いていくことにします。 独断で選ぶ、究極!のアイドル歌謡曲三選私の音楽嗜好は「1980年代」に猛烈に偏っていることを自認しています。生涯で最も音楽を聴いていたのは1980年代であり、当時

今夜の音楽_『ノーヴェンバー・レイン』

音楽に浸るのは木曜日の夜と決めていますが、今夜は、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)『ノーヴェンバー・レイン November Rain』(1991)を取り上げてみたいと思います。 11月の終わりに……11月も最終盤となりました。微かに漂っていた秋から、本格的な冬へと移りゆく気配が濃厚となってきました。昨夜は、部屋に居てもはっきりとわかるくらいの、叩きつけるような激しい雨が降りました。12月までは使用を封印しようと考えていたエアコンも今週からフル稼働させ

秋の夜長に音楽②_2024/11/21

特に予定の無い木曜日の夜は、YouTubeやテレビやスマホいじりを遠ざけ、好きな音楽をじっくり聴き込んでリフレッシュをはかる大切な時間です。今夜もコーヒーを飲みながら、手当たり次第に懐かしい曲を聴きまくっていたら、いい感じで夜も更けて来ました。本日は、『秋の夜長に音楽②』をテーマにフリーに展開していきます。 アメリカを聴く今日は、いつも愛聴している80年代ミュージックよりも、70年代ミュージックの気分でした。 先日映画館で観た『ラストマイル』の冒頭に使われていた『ベンチュ

金曜日の随筆2024:誰かの影は決して歩かない

また運命を動かしていく金曜日が巡って来ました。2024年のWK46、霜月の参です。本日は、稀代の名曲、ホイットニー・ヒューストンがジョージ・ベンソンの楽曲をカバーした『グレイテスト・ラブ・オブ・オール Greatest Love of All』(1985)の中で、背筋を伸ばして改めて聴いた、大好きなフレーズ『誰かの影は決して歩かない I decided long ago Never to walk in anyone’s shadows』から膨らませてみます。 全歌詞をコピ

私の好きだった曲㉗:ザ・ベスト・オブ・タイムズ

私の好きだった曲シリーズの第二十七弾は、スティクス(Styx)『ザ・ベスト・オブ・タイムズ The Best of Times』(1981)です。思い出の詰まった曲です。 スティクスが好きだった本作は、アメリカ中西部の大都市シカゴ出身のスティクスの通算10枚目で、彼らの最大の成功アルバム、『パラダイス・シアター Paradise Theater』(1981)に収められています。最初にシングルカットされ、大ヒット(全米3位)も記録しています。スティクスは、私がほぼほぼ全アルバ

秋の夜長に音楽

木曜日の夜です。明日の夕方、信州松本空港から神戸空港へ飛び、週末は関西旅行を楽しむ予定になっています。人と会って酒を酌み交わす約束をしているので、久々に緊張しています。出発前夜の今夜は、YouTube動画やスマホゲームを止めて、Spotifyで音楽鑑賞三昧です。『音楽の秋』を味わい尽くすための夜です。 音楽から遠ざかると調子が悪い私は、音楽好きを自称していますが、世の音楽好きの人たちに比べれば、全然聴き込んでいる方ではありません。最近の音楽シーンは全くわかりませんし、私が青

オアシス再結成

本日は、巷でも話題になっている「オアシス再結成」について、当時の思い出とともに、現時点で思う所を書き残しておこうと思います。 90年代を代表するバンドオアシス(Oasis)は、ノエル(Noel Thomas David Gallagher1967/5/29-)とリアム(William John Paul Gallagher 1972/9/21-)のギャラガー兄弟を中心に、1991年に英国・マンチェスターで結成されたロックバンドです。1994年発売のデビューアルバム『オアシス

私の好きだった曲㉖:ティアーズ・イン・ヘヴン

本日は、私の好きだった曲シリーズの第26弾で、エリック・クラプトン(Eric Clapton 1945/3/30-)『ティアーズ・イン・ヘヴン Tears in Heaven』(1992)を取り上げます。 名曲に秘められた悲劇この曲を思い出したきっかけは、今日クルマを運転中に聴いていたFM放送で、流れたことです。随分聴いていなかったように思います。 選曲したのは、その番組にゲスト出演していた最近売り出し中の俳優、中野雅成さんでした。大阪出身の彼が、芸能界で売れることを夢見

『Fifty's Map~おとなの地図』を聴く

今朝九州に上陸した台風10号はジョギング程度のスピードで日本列島を縦断する予想となっており、各地に被害をもたらしそうで不安です。 先日来、私の生活の中に何度目かのMr.Childrenブームが到来しており、『CROSS ROAD』(1993)~『くるみ』(2003)~『Fifty's Map~おとなの地図』(2023)をヘヴィ・ローテーションで聴き続けています。職場での単調な資料作成作業中も頭の中でぐるぐる鳴り響いています。本日は、その『Fifty's Map~おとなの地図

あの頃好きだった曲⓳:CROSS ROAD

あの頃好きだった曲シリーズの第19弾は、今夜どうしても語っておきたい衝動に駆られた、Mr.Children『CROSS ROAD』(1993)です。 30年も経ったのか…1993年11月にリリースされた『CROSS ROAD』は、日本テレビ系列のドラマ『同窓会』の主題歌として制作され、Mr.Children最初の大ヒット曲を記録した記念碑的な作品です。その後は数々の名曲をリリースし、一時期は無双状態の快進撃を続けて押しも押されぬ超ビッグバンドになったMr.Childrenで

金曜日の随筆2024:Done with Mirrors

また、運命を動かしていく金曜日が巡って来ました。2024年のWK34、葉月の肆です。やっと一週間を凌ぎ切りました。8連休が明けた後の1週間は思いの外苦戦が続き、肉体が辛く感じました。腰、膝、足首、肘、肩、背中…… 全部痛んでいる感覚を抱えながら過ごしました。もう、若くはありません。 さて、本日は突然思いついたテーマ、『Done with Mirrors』というタイトルで気儘に書いていきます。 Done with Mirrors ≒手品でござい~『Done with Mir