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【続】言葉に宿る深遠な力「言霊」で幸せをつかむ方法 ⑥ 家内の災禍を除祓する秘咒

日本人は古から言葉には霊力が宿り、「良い言葉は吉事を招き、悪い言葉は凶事を招く」と信じて来ました。

言葉の「言」とは「事」であり、言葉として発すれば全てそれが現実に起こると考えたのです。

こうした言葉による働きを「言霊(ことだま)」と呼んでいました。

神威を発動させ、罪や穢れを祓う神秘的な呪言「神咒(かじり)」の数々をご紹介して来た、『言葉に宿る深遠な力「言霊」で幸せをつかむ方法』。

ご好評につき、『【続】言葉に宿る深遠な力「言霊」で幸せをつかむ方法』として、これまで掲載しきれなかった神咒を、ご紹介してまいります。


災禍除祓の秘咒

元柱固真、八隅八気

五陽五神、陽道二衝厳神

害気を攘払し、四柱神を鎮護し

五神開衢、悪気を逐い

奇動霊光四隅に衝徹し、元柱固真

安鎮を得んことを、謹みて五陽霊神に願い奉る

家内安全の言霊、言葉の護符ともいわれるものです。

家内の災禍を除祓する強力な秘咒とされ、かつては陰陽師が毎朝、朝日に向かって奏上していました。

「自らを律し、四柱神の加護を以て、心身(と同時の、この場所を)を浄め、神に捧げ、五陽霊神に日々の平穏を願います」

との意味があります。


神咒・祝詞集

【地震の被害を避ける】

【人の善悪を知る秘言】

【大国主神の御神徳を仰ぐ幽冥神語】

【不慮の事故や災難を除ける呪言】

【生業繁栄の呪言】

【開運・邪気払いの10の神咒】


参考文献

『【図説】日本呪術全書』豊嶋泰國(著)原書房


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