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言葉に宿る深遠な力「言霊」で幸せを掴む方法 ⑩ あらゆる邪気を祓う「禁厭法(きんえんほう)・その二」

「言霊」による、開運法をご紹介しています。
唱えるだけで、言葉にするだけで、道を拓き、自分らしい生き方を選択できる。
そんな神聖な神咒(かじり)、祝詞です。
比較的、短く、覚えやすく、日常ですぐに奉唱出来る、神咒や祝詞を集めています。

神道に古来より伝わる言霊のパワーを是非、体験して下さい。



禁厭法・その二

諾皐太陰将軍独り開け 曾孫王甲閉ずること無かれ

だくこうたいいんしょうぐんひとりひらけ そうそんおうこうとずることなかれ

先日は、古代日本で使われていた「神代文字(じんだいもじ)」で書かれた文書に残る、霊験あらたかな呪言、呪法「禁厭(きんえん・まじない)」をご紹介しました。

禁厭についての詳細は、以下のコラムをご参照下さい。

さて、今回は前回に引き続き、強力な邪気祓いの禁厭をご紹介しましょう。

吉水神社・北闕門(奈良県吉野郡)

朝、玄関を一歩出ると外界の様々な危険が私たちに忍び寄ります。

事故や災害などによる突発的な怪我、犯罪に巻き込まれたり、突然体調を崩し病に伏せてしまうこともあるかもしれません。そんな、日常に潜んだ危険の数々を、古代に暮らした人々は「魔」「悪鬼」「邪気」の仕業によるものであると考えました。

そんな、魔によるあらゆる災厄から身を守り、絶大な効力を発揮するといわれているのが、今回ご紹介する禁厭です。

本来、「臨(りん)・兵(ぴょう)・闘(とう)・者(しゃ)・皆(かい)・陣(じん)・列(れつ)・在(ざい)・前(ぜん)」と唱えながら、手刀で横縦に空を切る邪気祓いの法「九字真法」の際に用いられる呪言ですが、この禁厭だけを唱えても相当の効力があります。

出掛ける前に、玄関で3回この禁厭を唱えることで、突如降りかかる魔による、災厄から逃れることが出来るでしょう。


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