ときどき、脱マイルール
真面目は面白くない。本当に面白くない。真面目の面白くなさは真面目な私がよく知っている。あ、でも。自分のことを真面目と言ってみるととたんに申し訳なくなってきた。仕事先でnoteを書いていても無問題な精神状態でいられる私は全く真面目ではない。
それなのに人からは真面目と言われる。ならば私は本家真面目から派生した流派・自己都合真面目だろう。自分だけのルールに対して真面目。あとはどうでもいい。
問題はそのマイルールに「・文章を書くときは真面目」という癖のある項目があることだ。これがたいそうおもんない。作家なら残念過ぎる。心地よいマイルールに従って自己満足に生きることもできる。でも、なんだかもっと他己満足も味わってみたいという気がして、今までの私と違うものを書いてみている。
要はいつもと違う選択をする試みなのだ。いつもならこの道を通るけど今日はあっちの道にしてみる。いつもならヨガをするけど今日はコーヒーをゆっくり嗜んでみる。いつもならしばらく落ち込むけど今日は違うこと考えてみる。物理的なもの、時間の使い方、意識の向け方。日常はあらゆる選択の連続だと言うが無意識なことがほとんどだ。しかしそれが人生を作り上げているというのだから恐ろしい、否、すばらしい。
だから私はこれより!いつもと違う選択ウィークをスタートしよう。無意識の選択に気付いたとき、いつもと違う選択を。私の人生どう変わるだろう。あぁ、まだ私は若いな。希望に満ち溢れた若者だ(心だけ)。
そう思いながら私は今、必至の形相で真面目さを引き剥がしながらパソコンをカタカタさせている。