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2024年10月紅楼夢レポ

京都秘封のまさかの2週間後となった、10月6日(日)に大阪であった紅楼夢、および前日のカフェライブなどの出来事をまとめます。

京都秘封レポはこちら↓


大阪観光

今回も京都秘封のときと同様に、東予港から大阪南港へオレンジフェリーで移動することにしました。

東予港フェリーターミナルにて

2週間ぶりってなんだよと思いつつ、4日(金)の21時頃乗船。22時出港。
今回は乗船したあと軽食を摂りました。以前乗船した際に食べて美味しかったラーメンを再び食べました。朝食は2種類のみですが、夜のレストランは様々な料理を食べることができます。

鯛出汁ラーメン

そして、後述する東方我楽多叢誌の記事を読んだり、明日昼の行動を考えたりして、就寝したのでした。

朝食。前回は洋食を頼んだ

いつも通りに6時に入港。この日……5日(土)は天気がとてもよかったです。
今回は初めてか久しぶりかに和食を選びました。なんかご飯のお供がたくさんありました。

そうして、7時半に下船。夕方からは予定があるものの、それまでひたすら暇だったので、以前から行きたかったスポットをたくさん巡ることにしました。

なみはや大橋

まず行ったのは、なみはや大橋。橋長1,740m、水面上高さ47m、6.9%の急勾配というなかなかダイナミックな橋で、「大阪版ベタ踏み坂」とも呼ばれているとか。

IKEA鶴浜がある方面(南側)から

北側から南側へ車で渡ってみたあと、IKEAを過ぎたあたりに団地の駐車場の一部が時間貸されているコインパーキングがあったので、そこに停めて、徒歩で橋の規模感を体感してみることにしました。

大阪の街が見渡せた

ランニングをしている人も多い中、のんびり歩いて登っていました。
かなり景色がよく、中でもやはり、あべのハルカスが特別突き抜けて高いのが際立っていました。

カーブして下り勾配に入る地点

8時頃から9時半頃まで、往復し切って確かおよそ6000歩。
ちょっとやりすぎ感のある、気持ちのいい朝のウォーキングができました。

住吉大社

次に行ったのは住吉大社でした。以前諏訪に行ってから、なんとなく各地の○○大社に行きたいという思いがあったのと、元々寺社を巡るのは好きなので、行くことにしました。大阪にも路面電車があるのは知りませんでした。阪堺電車というそうな。いずれ乗ってみたいですね。

反橋

さすが観光地、駐車場がしっかり有料だったので、あんまりのんびりできないなと思いつつ、それでもしっかりお参りすることにしました。車を停めてすぐに本場の大阪弁な会話を聞いてちょっと感動しました。

第三・第四本宮

本宮が4つもあるのは面白かったし、初宮詣か何かで赤ちゃんを連れてきている家族がかなり多かったのが印象的でした。おみくじは良くも悪くもない感じでツッコミどころが薄かったので載せません。

せっかく大阪に来たらたこ焼きが食べたいし、お腹も空いていたので、結局住吉大社に少し居座って、駅まで歩いて駅下のたこ焼き屋で開店待機することにしました。

てこや 住吉大社駅前店 で購入

11時の開店後すぐに、気になった牡蠣醤油味を購入し、車に戻って食べました。空腹にとても染み渡りました。そして、既に1万歩歩こうとしつつ、次の行き先を検討。ナビの到着予定時間を見る感じ、ちょっと遠くに行ってもまだ全然余裕がありそうだったので、次の目的地は門真市になりました。

三島神社

アカウント凍結でDM履歴が残っていないことから、誰からおすすめされたのかさっぱり覚えていないのですが、大きな楠があると聞いて、門真市の住宅街の中にある三島(みつしま)神社へと行きました。

薫蓋樟(くんがいしょう)

国の天然記念物になっていて、樹齢1000年以上とされる楠は想像以上に巨大であり、とても圧倒されました。かなり地元に愛されていそうな神社で、参拝者が絶えませんでした。

四天王寺

13時半頃、四天王寺に着きました。以前一度来たことがありますが、有料である中心伽藍には入れなかったので、今回はそこに行くことが目的でした。
とはいえ、たこ焼きだけではお腹が空いたので、まずは腹ごしらえ。

KASUYA 四天王寺店

かすうどんを食べました。「かす」とは、牛のホルモン(腸)を脂分が抜けるまで低温でカリカリに揚げたものだそうですね。美味しかったです。

そして、四天王寺の中心伽藍に入りました。入って写真を撮っていると、蓮子帽を被っていたことからか、紅楼夢に行くという東方民に声をかけられて名刺交換をしました。これこそエンカです。初対面でしたし。この旅どっかで東方民に会いそうだとは思っていましたが、やはり聖徳太子に関係のあるここで会うことになりましたか。

五重塔

まさか五重塔に登れるとは知りませんでした。上下が分離されている二重螺旋階段ってなんかいいですよね。中には仏像がたくさんありました。

一旦ホテルへ

そうして、ひと通り行きたいところを回って14時半になったので、ホテルを目指しました。
今回のホテルは大阪アカデミア。紅楼夢の会場であるインテックス大阪のすぐ近くかつ、比較的安価で、大浴場があり、駐車場もある。完璧としか言いようがありませんでした。というより市街地でいいホテルがもう取れなかった。基本車移動で、紅楼夢が終わったら帰るつもりだったのでこれで問題なかったのです。

宿泊研修施設って感じがする2段ベッド

無事15時過ぎ、完璧に予定通りにチェックインを済ませ、荷物を整えて、今回紅楼夢前日入りした目的である、カフェライブの会場を目指しました。
既にホテルに着いた時点で14000歩。さらに中ふ頭駅まで、インテックス大阪の横を通過するときに生け垣から現れたらしい蚊に襲われつつ歩く羽目になり、ニュートラムから地下鉄に乗り換えた時点ですでにへとへと……。まあでも、地下鉄に揺られるだけというのはいい休憩になりました。

Cafe de Starry in Osaka

TUMENECO✖️はにーぽけっと ツーマンカフェライブ 【2部★Night Cafe】

会場の最寄り、北浜駅

前回東京開催は泣く泣く逃したツーマンカフェライブ、今回は大阪開催かつ昼夜二部制で、私は夜の部を選びました。北浜駅構内で昼の部帰りと思われる、TUMENECOのTシャツを身に着けた3人組とすれ違いつつ、会場のPeggySue × 地下酒場 北浜高麗橋を目指しました。

いつものライブハウスとは違い、中華料理店兼居酒屋の地下にあるパーティールームを活用した、とても近い距離で行われたライブは新鮮そのものでした。上での準備の間行われた、つめぽけ男性陣によるトークも面白いものでした。お客さんにメキシコの人がいたのもびっくり!
そして、カフェライブの醍醐味である、yukinaさんとあきさんの手作りスイーツプレート!!スペシャルドリンクも付いていて、とても満足のいく最高の美味しさでした。

スイーツプレート

相席で見知らぬ人と仲良く話せたのも貴重な体験でした。しかもまだ東方・秘封に触れたばかりらしい人で。そんな時にこんなイベントに出逢えたなんてとても幸せなことだろうなぁと思いました。

メニュー

ただ、TUMENECOさんたちにゆっくり話せる機会があったのに、いざ対面すると頭が真っ白になってありきたりな感想しか話せなかったのは心残りでした。とはいえ物販にて、あきさんの前でyukinaさんに、はにぽけのおすすめCDを聞いて買う、というなかなかできない経験はできたのですが。
明日の紅楼夢があるから明日はTUMENECOさんに話したいことをちゃんと話そうという思いが生まれました。

ちなみに、後述するhampで判明したことですが、紅楼夢前日に行われていたイベントは他に6個あるようで、とても驚きました。

中之島

Open17:30 / Start18:00 / Close21:00 だった幸せな時間はあっという間。
帰りに、飲み切れなかったスペシャルドリンク片手に、トークの中で話されていた中之島に寄りました。

難波橋から中之島公園を望む

たむろするリア充に呪詛を送りつつ、持ってきていたコンビニおにぎりを食べて栄養補給。夕食を食べていませんでしたもの。

高速の橋脚すら照らされていて面白い

ちなみに、昼間……特に四天王寺にいる辺りは半袖でないと過ごせないくらい、秋とは思えない日差しと暑さがありましたが、朝なみはや大橋にいたときや、この中之島にいるときは、長袖がちょうどいい気温で。持ってきていてよかったと思いました。

そして、2万歩行きそうな中、また地下鉄で帰っていくわけですが、さすがにもう歩きたくなかったので、車内でタクシー料金を調査。1000円以内なら出せる、行けるということになり、コスモスクエア駅の方がタクシー拾えそうだと思い、ニュートラムには乗り換えませんでした。果たして無事タクシーはすぐに拾え、900円で大阪アカデミアに帰り着いたのでした。
この日の合計は2万1000歩くらいとなりました。こんなに歩くとは……

大浴場の脱衣所では「クラゲノボーン」と発言する古の東方民とすれ違いました。名前だけは聞いたことあるあのサークル、とっくに解散しているはずでは……。東方歴大先輩っぽい……。大浴場のお湯は入るのを躊躇うレベルで熱かったのですが、一度入ってみたら疲れた脚に染み渡りました。
あまり見る余裕なかった𝕏を見るなどしたのち、1時過ぎに就寝しました。

東方紅楼夢20

今回の紅楼夢では、同郷の写真系サークルの売り子をしつつ、前回に引き続き、幻想入り展や秘封蓮花蝶でお世話になっている猫さんの手伝いもする、もちろん戦利品も手に入れる、といった感じの計画でした。サークルチェックは36サークル。とはいえ買いに回るよりも挨拶に行きたい人が多く、予算は3万あればよさげだと思っておりました。結局前日の旅行でその予算に抵触してたんですが。

起床

7時半に起床。朝食の用意はできていなかったため、とりあえず用意していたカロリーメイトを食べて動けるようにして、近くのファミマまで歩いて昼食などを調達。ついでに朝食としてファミチキを食べました。そして、最低限の必要な荷物で会場入りしたいので、車内で荷物整理を済ませたのち、チェックアウトして会場へ向かいました。

入場・設営

今回は前回に引き続き、戦利品をキャリーケースに詰めて輸送する前提で持っていきました。
屋上の駐車場から、サークル待機列に移動。ちょうど10時頃に並び始め、15分頃に入場できた形です。
その頃にはもう売り子先の設営がだいたい終わっていたので、必要事項を聞いたのち、猫さんの手伝いとして、秘封蓮花蝶のチラシを配ることになりました。後から気づいたことですが、この日はTUMENECOのTシャツを着ていたので、推しの看板を背負っていろんなサークルに話しかけて順番にチラシを配っていくという、なかなか責任重大な行為をしてしまっていたことに気づき怖くなったりもしました。

紅楼夢

いよいよ開幕。今回は京都秘封の反省を踏まえ、サークルチェックを、ただ行く場所を記載するだけでなく、絶対に確保したい物10個を行く順番までちゃんと考えて記載するという形式を取り、大成功しました。
間に荷物整理や売り子業務をしつつ、4回に分けて会場を回り切り、チェックした中で本当に確保したいものはすべて確保しきるという最高の成果が得られました。なお、予算が途中からカツカツになってしまい、だいぶどれを買うか迷いましたが、これもイベントの醍醐味ですね。おすすめされてたZYTOKINEさんの秘封CD3部作をイベントで買うという以前から考えていたことが果たせたのも大きかったです。
何より、以前ワンマンの際にTUMENECOさんに渡したファンレターでお願いしていた、お2人に学業の応援をしてもらうという願望が果たせたので、本当に頑張らなければならないなと思いました。

戦利品輸送には、キャリーケースだけでなく、差し入れの空き箱も活用した

閉幕後

15時の閉幕後、アフターイベントには参加せず、自主的に椅子片づけをしつつ、この後会えない人はいないかと探していました。
結果、彗罫さんが見つかったので、送るついでに一緒に夕食を食べました。

お好み焼きを食べ、お土産の布教も受けたので、大阪を満喫できました。

みたらし小餅。個包装ではないから少し配るのに困ったが、美味しかった

18時半頃から帰路につき、給油したり緑PAで小休止したりしたにも関わらず、ナビの到着予定時間を巻いて22時半頃に帰宅してしまいました。順調だったのに違いはないですが、さすがに飛ばし過ぎたかもしれませんね。インプレッサちゃん簡単に速度乗るんだもん……。

総括

そうして、大きなトラブルなく、大満足な結果で紅楼夢などを終えることができました。2週間前の京都秘封と、2週間後の秋季例大祭という超過密スケジュールの結果、いい感じに参加者が分散していたことで、手に入れたいものを絞れたのが大きかったと思います。

お知らせ

学業をはじめいろいろ理由はありますが、今年の東方イベント参加はこれで終了します。次回は3月の秘封蓮花蝶になりますが、これは直前に作品制作することができないため、スタッフ参加をする予定です。次回のサークル参加で新刊を出すのは静岡例大祭を予定しています。2025年もよろしくお願いします。

hampについて

フェリーの船内で読んでいた東方我楽多叢誌の記事で取り上げられていたもの、そして今回もサークルチェックでお世話になったもの、それが同人イベントスマートカタログ「hamp」です。

解説は記事を読んでもらうとして、私とhampとの関わりについて話していこうと思います。

開発した結綺ユキさんには、私が初めて作品制作を行った、新潟幻想入り展のときにお会いしたことがあります。記事で語られている通り、当時はただ幻想入り展の出展作品に感想が送れたり、出展者の情報が見れたりする程度だったりしたツールが、今のhampの原型だったと思うと、感慨深いものがあります。

サークル参加側として、本格的にhampを使い始めたのは、今年3月の名華祭でのことでした。申し込みフォームからとても見やすく、使いやすいツールだと思いました
まだ本格的に使いこなせているわけではないですが、サークルプロフィールを一応作っています。軽くサンプルも確認できるようにしていますし、今後もしていくようにしていくつもりです。

一方で、サークルチェックの際にも、とても活用しています
サークルリストを配置番号順などで全部確認しながら、hamp上にチェックを入れつつ、紙に配置番号とサークル名かアカウント名を書き出していく、というのが私のサークルチェックの方針です。今回はそれに加えて優先順位を考慮した回る順番を決めていたことは先述した通りです。

まだhamp上にお品書きを登録しているサークルは少ないものの、たいていそのサークルの𝕏やpixivのアカウントへ飛べるようになっているので、そこからフォローしたり、お品書きを確認したりできるのがとても嬉しいです。

結局イベント会場ではhampはほとんど使わず、紙面上に記載したリストを基準に巡っていくことになるのですが、たまに迷ったときに配置図が行きたい場所にチェックの入った状態でスマホから確認できる、という便利さは捨てがたいものがあります。

本当に便利なので、今後の発展に期待しつつ、何かお手伝いできることがあればやりたいなと思う次第で、とりあえずこうして簡単ながら紹介をいたしました。

よければサポートよろしくお願いします!