0528「イッタラ表参道 ストア&カフェ」に行ってきました。
ただの日記です。
フィンランド好きの友人に誘われて、2月に新しくオープンしたばかりの「イッタラ表参道 ストア&カフェ」に行ってきました。
イッタラ(Iittla)は、フィンランド・イッタラ村の小さなガラス工場で生まれたブランド。美しく丈夫で機能的な食器が有名です。
ストアにカフェが併設されているお店は、世界初だそうです。本家フィンランドよりも日本で先にオープンしたと聞いて驚いたけれど、それだけ日本が魅力的な市場ということなのでしょうか。
店内の内装は、建築家の隈研吾さんによって手がけられ、シンプルかつゆったり、あたたかみのある空間になっていました。静かで雰囲気がよいので、仕事の打ち合わせなどにも使えそうです。
カフェメニューは、フィンランドで有名なシナモンロールやカレリアパイをはじめ、サーモンスープやチョップドサラダなどがあり、種類豊富でした。
カレリアパイは、パイ生地の上にお米(というかお粥)を乗せて焼き上げたお惣菜パンで、もっちりとした食感が特徴です。フィンランド好きの友人に言わせると、これがフィンランドのソウルフードなんだとか。
わたしはチョップドサラダをいただき、シナモンロールとブルーベリータルトも少し味見させてもらいました。チョップドサラダは、4種類からドレッシングを選べます。リンゴンベリー(こけもも)もフィンランドの名物だと聞いて、リンゴンベリーのドレッシングをチョイス。甘酸っぱくてとても美味しかったです。
シナモンロールは、日本のものに比べると甘さが控えめで、スパイス(とくにカルダモン)が効いていました。ブルーベリータルトはたっぷり盛られたブルーベリーがフレッシュで美味しかったけど、わたしにはちょっと甘かったかな。
チョップドサラダは見た目よりもボリュームがあり、お腹がいっぱいになりました。
カフェで提供される食器も、もちろんイッタラのもの。
サラダに使用されていたのは「ティーマ」というシリーズで、この黄色は「ハニー」という色なのだそうです。サラダの緑が映える、元気になるお皿だなと思いました。見た目で食欲をそそるって大事。シルエットも洗練されていて美しいですね。
食器や置物類はすべて熟練のガラス職人たちによる手作りなのだそうです。鳥をテーマにした「バード」という置物シリーズのコロンとしたフォルムが、ユーモラスで可愛かったです。
バードは、高熱で溶かしたガラスを金属パイプの先端に巻き取って、パイプの反対側から息を吹き込んで整形するという「吹きガラス」という技法で作られているのだとか。
一定間隔で気泡をいれるという技術があるそうで、機械で作られたように均等に気泡が入っており、水玉模様のように見えました。すごいな〜と、思わずため息。感嘆しました。