マガジンのカバー画像

Dig DAO zine

5
Dig DAO (a.k.a. デジタル庁スピンオフweb3研究会DAO)
運営しているクリエイター

記事一覧

Funding the Commons Tokyo 2024: デジタル公共財が切り拓く、新たな社会への挑戦

デジタル公共財のために多様な参加者が集結先日の記事で期待を寄せていた Funding the Commons Tokyo 2024 が、盛況のうちに終了しました。 デジタル公共財への高い関心を反映し、200人以上の参加者と50名近くの登壇者を集めた大規模なイベントとなりました。 東京都の小池百合子知事の挨拶に始まり、デジタル庁の楠統括官、平将明議員、IPAの平本デジタル基盤センター長などが登壇し、行政側のデジタル公共財への注目度の高さが伺えました。さらに、国際的な注目度

DigDAOマッチングドネーション #1: 結果と今後について

2024/08/09 更新: 公開当時に添付したグラフや集計結果が間違っていました。いくつかの決済はクレジットカード会社によりdeclineされていたので、再計算したものを反映しました。 本実験のきっかけになったEthereumエコシステムでのGitcoinチームの成果、法定通貨を使ってQFを始めた台湾デジタル庁のAudrey, そして協力してくれたDigDAOのRyoma、Hal。原資の資金を寄付をしてくれたDeSci TokyoのHiroに感謝します。 この記事では、

プルラリティーは汎用人工知能(AGI)を凌駕する〜オードリー・タン氏 & グレン・ワイル氏ミートアップ

元台湾デジタル担当大臣であるオードリー・タン氏と、彼女と「プルラリティー(Pulrarity)」という新しい概念における書籍を書いた米国の経済学者グレン・ワイル氏のミートアップに参加させてもらった。Code for Japan代表理事であり一緒にDig DAOを進めている関治之氏に誘ってもらった貴重な機会だ。シンギュラリティーという未来ではなく、私たちには多様な未来が待っている。このシンギュラリティーに意義を唱える概念がプルラリティーなのであるが、私たち市民が一人一人参加しな

「天空の里」旧山古志村NishikigoiNFTを訪ねて~DigDAO現地レポート~

デジタル庁 Web3.0 研究会 DAOスピンオフプロジェクトとして有志が集まりDAO事例、Web3関連テクノロジーの研究・調査を行っているDigDAO。 その有志メンバーにて、NishikigoiNFT(通称、山古志DAO)の拠点となっている新潟県長岡市旧山古志村地域に調査に行ってきた。この記事では、山古志村に魅了されたメンバーの所感や気づきの点を現地レポートとして共有する。 なお、NishikigoiNFT 3RD SALEが開始されるとのこと。 まだ、お持ちでない方

Dig DAO (a.k.a. デジタル庁スピンオフweb3研究会DAO) とそのビジョン:私たちの旅と目指す未来

web3 / DAOの思想を社会に適用すると、より働きやすく生きやすいなめらかな社会が作れるのではないか? 新たなるビジョンを抱き、それを実現するために立ち上げた当Dig DAO。起源はデジタル庁 Web3.0 研究会 DAO。そのスピンオフプロジェクトとして有志が集まりDAO事例、Web3関連テクノロジーの研究・調査を行っているが、当Dig DAOの目指すところは、デジタル庁 Web3.0 研究会 DAOで掲げられた以下目的と同じものである。 ■Dig DAOメンバー伊藤