Hal Seki

sudo apt update our-society; Code for Japan/Georepublic Japan CEO/HackCamp

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マガジン

  • ともに考え、ともにつくる

    シビックテックやCode for Japan に関する記事

  • HackCampは共創を民主化します

    • 57本

    共創イベントの運営・共創の仕組みの導入伴走を行う株式会社HackCampのメンバーによる記事です。自由で自律的でワクワクする働き方を日々模索するメンバーの試行錯誤をぜひお楽しみください!

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  • 関治之のオープンオフィス

    誰でも参加可能な公開型ミーティングを週1回のペースでやっています。お気軽にご登録ください。

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デジタル行財政改革 課題発掘対話(第6回)に参加してきました

さて、ご縁を頂きまして、デジタル行財政改革会議の、課題発掘対話(第6回)で、自治体の人材育成やシステム共同化の課題について発表させていただきました。 当日の模様はYoutubeでライブ配信されており、アーカイブ動画でも見れるようになっています。また、各出席者の資料もダウンロードできます。 当日は時間も限られていたため、駆け足で発表させていただきました。言葉足らずな部分もあったかと思うので、こちらの note で振り返りや補足をさせていただこうと思います。 補足は、全部で4

    • Code for Japan の海外連携を推進するコーディネーターを募集します

      みなさん、こんにちは。Code for Japan 代表の関です。 11年にわたりシビックテックを日本で推進してきましたが、Code for Japan のコミュニティ活動は常に学びがあり、刺激に溢れ、ワクワクさせてもらっています。一方で、まだまだやりたいことに対して人手が足りない状況です。 そこで今回は、私たち Code for Japan が大切にしている「コミュニティ」について、そしてそのコミュニティを一緒に育てていく仲間を募集していることについて、お話ししたいと思

      • Funding the Commons Tokyo 2024: デジタル公共財が切り拓く、新たな社会への挑戦

        デジタル公共財のために多様な参加者が集結先日の記事で期待を寄せていた Funding the Commons Tokyo 2024 が、盛況のうちに終了しました。 デジタル公共財への高い関心を反映し、200人以上の参加者と50名近くの登壇者を集めた大規模なイベントとなりました。 東京都の小池百合子知事の挨拶に始まり、デジタル庁の楠統括官、平将明議員、IPAの平本デジタル基盤センター長などが登壇し、行政側のデジタル公共財への注目度の高さが伺えました。さらに、国際的な注目度

        • 国連も推進する、デジタル公共財とは何か

          先日(2024年7月4日)、Urban Data Challenge 2024のキックオフで、デジタル公共財について発表をしてきました。 そこで、Code for Japan の活動の柱の一つでもあるデジタル公共財について説明をしましたので、この記事ではその内容を補足しながら、デジタル公共財について説明したいと思います。 発表スライドは以下に公開してあります。 「デジタル公共財」という言葉を聞いたことがありますか?最近、国連や各国政府が注目するこの概念は、私たちの暮らし

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        デジタル行財政改革 課題発掘対話(第6回)に参加してきました

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          デジタル公共財の未来を拓く濃密な2日間 - Funding the Commons Tokyo 2024

          来る7月、東京で開かれる「Funding the Commons Tokyo 2024」(以下FtC)は、私が特に期待を寄せるイベントです。公共財への資金調達モデル創出を目指すこのカンファレンスが、長年私が抱えてきた悩みの種に挑戦するためのものだからです。デジタル時代の公共財、つまりオープンソースソフトウェア、オープンデータ、オープンAIモデルなどへの投資の乏しさという根本課題に対する新たな道を皆さんと探りたいと思っています。 FtCの開催概要第10回目を迎えるFtCは、国

          デジタル公共財の未来を拓く濃密な2日間 - Funding the Commons Tokyo 2024

          自治体のインセンティブ設計を見直そう

          デジタル行財政改革会議の、課題発掘対話(第6回)の内容について、の補足記事です。自治体のインセンティブについて検討します。過去記事へのリンクは以下。 第1回:デジタル行財政改革 課題発掘対話(第6回)に参加してきました 第2回:自治体の人材育成とシビックテックの関係 第3回:自治体毎にシステムを作るのは限界 課題発掘対話の模様と各構成員の発表資料は、デジタル行財政改革会議のHPで公開されています。 前回の記事では、自治体毎にシステムをつくるだけではなく、①国が作る、②国

          自治体のインセンティブ設計を見直そう

          自治体毎にシステムを作るのは限界

          少し誤字を修正し、参照リンクなどを追記しました。(2024/03/02 23:02) デジタル行財政改革会議の、課題発掘対話(第6回)の内容について、の補足記事です。自治体毎にシステムを作ることが、システム的な観点からはもう限界なのではないか?という主張です。各回の記事へのリンクは以下。 第1回:デジタル行財政改革 課題発掘対話(第6回)に参加してきました 第2回:自治体の人材育成とシビックテックの関係 第3回:自治体毎にシステムを作るのは限界(本記事) 第4回:自治体の

          自治体毎にシステムを作るのは限界

          自治体の人材育成とシビックテックの関係

          デジタル行財政改革会議の、課題発掘対話(第6回)の内容について、の補足記事です。自治体の人材育成の課題とシビックテックがどう関係してくるのかをご説明します。補足記事は全部で4本あり、下記がそれぞれの記事へのリンクです。 第1回:デジタル行財政改革 課題発掘対話(第6回)に参加してきました 第2回:自治体の人材育成とシビックテックの関係(本記事) 第3回:自治体毎にシステムを作るのは限界 第4回:自治体のインセンティブ設計を見直そう シビックテックのアプローチ前回の記事では、

          自治体の人材育成とシビックテックの関係

          シビックテックとは文化である

          この記事は、CivicTech & GovTechアドベントカレンダーの8日目の記事です。 今年の10月で、Code for Japan は10周年を迎えました。先日行ったシビックテックの文化祭、Code for Japan Summit 2023 には300名以上の方に来場いただき、オンライン視聴も200人を越え、本当に多くの人に楽しんでいただけました。(Youtube で録画を閲覧できます) 私自身も、久しぶりの皆さんや、初めましての皆さんにお会いできて本当に楽しかっ

          シビックテックとは文化である

          国連電子政府ランキングのeParticipation部門で日本が首位を獲得

          9/28に公表された国連電子政府ランキングのe-Participation部門で日本が第1位を獲得しました。2020年の前回調査では4位だったのですが、今回の調査で一気に首位に躍り出た形です。ちなみに、総合ランキングでは前回と同じく14位となっています。総合ランキング1位は前回と同じくデンマーク、2位はフィンランド、3位は韓国となっています。フィンランドは前回4位、韓国は2位でした。前回3位だったエストニアが8位になっているのには驚きました。 https://publicad

          国連電子政府ランキングのeParticipation部門で日本が首位を獲得

          シビックテックやガブテックを共に推進するメンバーを募集!

          みなさまこんにちは! Code for Japan の関です。最近は出張が増えてきて、久しぶりに地域のいろんな人に直接お会したりお話したりできる喜びを噛み締めています。 Code for Japan では今回新たにメンバーを募集することになりました。 エンジニア、コミュニティ / 広報、カスタマーサクセス、コーポレートスタッフの他、やりたいことをベースに相談させていただくオープンポジションがありますので、もしご興味ある方はお気軽にご連絡ください。 我々はなぜ活動をしているの

          シビックテックやガブテックを共に推進するメンバーを募集!

          Code for Japan の目指すもの (2022年版)

          Code for Japan 関です。みなさま、2021年はどのような年でしたか。私に とっては本当にいろいろなことがあった年でした。Code for Japan のこれまでを振り返りつつ、今後どのようにしていきたいかを書いておきます。 年始に必ずこういう記事を書くというわけではないのですが、折りに触れ残してきた文章を今振り返ってみると、当時思い描いていた未来に少しは近づいているようにも思いますし、まだまだできていないところもたくさんあり、その時々に感じていることを残しておく

          Code for Japan の目指すもの (2022年版)

          シビックテックに関するFAQ:2021年版

          この記事はCivicTech & GovTech Advent Calendar 2021の22日目の投稿です。21日目の記事は@rarara_brahminさんの 国会議員の頻出語・特徴語を抽出するサイトを作った話でした。公開が25日なので、もはやアドベントカレンダーの体をなしていないですが・・・ さて、ここ数年、シビックテックに関する認知度が高まってきています。Code for Japan の Slack ワークスペースの参加者は6,000名を超え、各地の Code f

          シビックテックに関するFAQ:2021年版

          東京都がオープンソースソフトウェアを活用するためのガイドラインを公開

          [免責注意事項] 私、関治之は東京都のフェローとして本ガイドラインをレビューした他、記事中にかかれている TokyoOSSParty! の企画運営を行う株式会社HackCampのCEOでもあります。この記事は金銭等を対価としたPR記事という訳ではありませんが、参加者を増やす事で間接的に利益を得る立場にありますので、ご承知おきください。 2021年10月27日、東京都が「オープンソースソフトウェア公開ガイドライン」(以下OSSガイドライン)を発表しました。この記事では、その背

          東京都がオープンソースソフトウェアを活用するためのガイドラインを公開

          期日前投票所マップのデータを作ってみた

          本日、Code for Japan の主催するソーシャルハックデーに、期日前投票所マップを作っているあびこさんが来てくれて、「みんな手伝って!」と言ってくれたので、データ作りをお手伝いしました。 マップそのものは下記から見ることができますが、まだ全国のデータが揃っていないので、全国分を作るべく有志が集まってわいわいやっています。 2021衆議院選挙 期日前投票所マップ 全国版 実際にデータを作ってみて、これを手作業でやるの大変!と思いつつ、みんなで手分けすればすぐ終わりそ

          期日前投票所マップのデータを作ってみた

          行政文書はMarkdownで管理できるか

          (9月3日追記)元のタイトルは「行政文章はMarkdownで管理できるか」でしたが、ここで言っているのは「文章」ではなく、「文書」だろう、というご指摘をいただき、本文も含め訂正させていただきました。(追記終わり) 先日下記のTweetをしたところ、多くの人からコメントをいただきました。 賛同の意見が多かったのですが、下記のような懸念点もいただきました。 ・編集する側も見る側も大変になる。何故やる必要があるかわからない ・Markdown、構造化テキストとしていけてないの

          行政文書はMarkdownで管理できるか