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ひきこもり日記*貧乏は受け入れるが貧乏くさいのはいやだ
私は、貧乏という試練は甘んじて受けるが、貧乏臭いのはお断りなのだ。
わたしの神、山田詠美さまの小説の中のひとこと。(この小説はそのうち読書日記に書こうと思う)
貧乏を試練だと受け入れる…ってなかなかできない。
人はないものばかりを追いかけて、ずっと、ないないと思ってる。
これってお金があってもずっと「ない」と、…足りないと思ってしまうのだと思う。だって上限がどんどん上がる。
たとえば10万円使うのが怖い人は、その10万円のお金のうつわ。
1億円をあつかえる人ではない。だから宝くじが当たって破綻してしまう人もいるってことかも。
10万円を使うのがこわい人は、10万円持っていることに安心しているかというと、そうではない。10万円がなくなってしまうことに恐れがある。
昨日書いた面倒見のいい人は、セカンドストリートやメルカリでブランドの服を買う人だった。べつに古着を買うことが悪いとは言わない。わたしだって古着は大好きだ。
ただ、なんだろう。ブランドだからいいモノに決まっているし、本物を着ているわたしは本物、というオーラを出しまくるのはいただけない。似合うかどうか、その場にあっている服なのかも考えて着ているならかっこいいけど、ただ”ブランドだからいい”というのは、貧乏くさいかんじがする。
海外旅行には頻繁に行くのに、両親が残してくれた家は、隙間風がすごいとか雨漏りがするとか、ぼやいてないで、じぶんの心地いい場所をつくることが豊かなことじゃないのかと、わたしは思う。
豊かに生きることは、小さなことの積み重ねじゃないかな。
食費を工夫して、ゲーム感覚でおいしいものづくりを楽しむ。
外で飲んだらグラス1杯1000円…家で1本1000円のワインを買ってきて、おいしくいただく。サングリアやホットワインもつくる。
300円の苗を買って、ハーブを育てて、香りを楽しむ。
図書館には、一生かかっても読みきれない本がある。
amazon unlimitedでいろんな分野の紙になってない本も読める。
Prime Videoでドラマや映画が見放題。
サブスクの料金は、もとを取ってると思う。
お金で買えるしあわせも、あるとは思う。
だけど毎日を楽しむことは、こころで決まる。
貧乏なのは受け入れる。
だけどぜったいに、こころまで貧しくはなりたくない。
最後にこの名言を…。
That man is the richest whose pleasures are the cheapest.
--Henry David Thoreau--
もっとも安上がりに楽しめる者こそもっとも富める者だ。
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