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映画感想3本*ミステリーは騙されたもん勝ち
アマプラで見た映画3本。
秘密と嘘と騙し合い。
久々にスカッと見れた映画のおぼえがき。
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
事件が起こり、昔ながらの名探偵が登場して、謎解きが始まる。
だけどこれはスマホもネットもある現代のおはなし。
誰が犯人で、誰が最後まで秘密を隠しているのか。
最後の最後までどんでん返しがあって、そうきたかーと唸ってしまった。
探偵役の「007」シリーズのダニエル・クレイグさんが劇中「ドーナツの穴にハマる何かが足りない」というようなこと言ってたけれど、きれいに伏線回収。
嘘がつけないマルタ(嘘をつくと吐いてしまう)が最後についた嘘で事件解決……。騙されてもじぶんが窮地に陥っても、じぶんの主義を曲げないで、じぶんの決まりを通しきるマルタ。はあ、とため息が出るほどお見事です。
「家族を救ってもいい?」というセリフ通り、なんだか映画のそのあとが想像できそうで、でもそれは故人が望んだことだったのでは?と思ってしまう。
謎解きはもちろん、家族とは?信頼とは?嘘とは?いろいろと考えてしまう1本でした。
『コンフィデンスマンJP ロマンス編』
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
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最新作「英雄編」が公開されてますね。その予告を見て、ドラマは見てないのですが、このシリーズ2本続けて鑑賞。
三浦春馬さんと竹内結子さんが出演されてまして、しかも美しいおふたりのシーン満載のロマンス編は、ゆっくりと時間をかけて見ました。
豪華キャストは圧巻。ひとことだけ出演のGACKTさま(プリンセス編)や、ほんとにそこだけ?と疑ってしまう小栗旬さん(ロマンス編)
なぜかいつもダサいかんじの前田敦子さんなど、脇役もすごい。
そして長澤まさみさんは”おばさん”なのかあ(遠い目)
見てる方は、いやそこまでする?と、嘘なのか本当なのかを信じて見事に騙されて、最後はスカッとさわやかに、悪いモノからお金回収〜♪
***
この3本の映画見て、わたしは思いました。
騙されているほうが夢が見れるのではないかと。
真実はじつは残酷で惨めで悲しくて。
嘘をついても守るべきものがあるのなら、つきましょう。嘘を。
だけど守るべきものを守るためにも、騙されてもいいんじゃないかなと、感慨深く思いました。
嘘も方便。取り扱い注意。
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