日本で作れるガーナ料理紹介①
ガーナ料理について質問されることが多いので、私が日本で食べたり、作ったりしているガーナ料理を数回にわたって紹介してみようと思います。
まず、ガーナ料理の最も特徴的な部分は、主食の種類です。
良く食べられているのが、タピオカの原料でもある「キャッサバ」や「ヤム」などのイモ類と、調理用バナナ「プランテン」に「トウモロコシ」。これらは日本の輸入食材店でも手に入れることができます。日本と同様に「米」や「スパゲッティ」も食べられています。他には、インドネシアの即席袋麺「インドミ」も人気です。
代表的な料理を写真とともにご紹介します。
●ピーナッツスープ
玉ねぎとカットトマト、好みの肉や魚をたっぷりのにんにくと生姜、ピーナッツバターで煮込んだ料理。暑い国で傷みにくくするためか、基本的にどの料理も塩分と油が多め。
こちらは骨付きチキンと塩サバ入りで、主食は「フフ」と呼ばれるお餅のようなもの。
フフは、キャッサバとプランテンをミックスしたもの、キャッサバとヤムイモをミックスしたもの、キャッサバとプランテンとトウモロコシをミックスしたものなど、バリエーションも様々。本来のつくり方は、日本の餅つきのように臼と杵でつくのですが、最近はフフミックスが販売されているので、お湯と混ぜるだけで簡単にフフが作れます。(それでもかなりの力が必要なので、うちではフフを作るのは旦那の役割。)
「ガリ」というキャッサバをやや粒の大きな粉末に加工したものをお湯で練って主食とすることもあります。
●オクラシチュー
玉ねぎとカットトマト、好みの肉や魚をたっぷりのにんにくと生姜で煮込むのはピーナッツスープと同じ。そこへ細かくカットして湯がいたオクラを加えて煮込みます。
主食は、ベストマッチは「バンク―」。キャッサバやトウモロコシを発酵させたもので、発酵しているがゆえにちょっと酸味があるのが特徴。日本人には好みが分かれる味です。私は苦手なので、旦那はバンク―、私はフフやライスを合わせて食べています。
フフミックスやバンク―粉を切らしてしまった時は、近所のスーパーで買える上新粉で代用しています。
次回は、お米料理をご紹介します!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?