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キャリアブレイクという自分を見直したい時に使う選択肢

北野貴大さん著『仕事のモヤモヤに効く キャリアブレイクという選択肢』という本を読みました。
最近労働とは?自分は仕事を通して何をしたいのかを考える機会が多く、キャリアとは何なのかと思う部分があったのでキャリアブレイクってなんだろう?と思って手に取りました。

キャリアブレイクとは、休職なり離職なりの理由はともあれいったん仕事から離れて休息を取り、自分がどうありたいのかを見つける機会。そういったキャリアの空白って悪いとされがちだけどそうじゃないんだよということを教えてくれる一冊。
けど、じゃあみんながみんなキャリアブレイクして休め!というわけではなく、悩んだときの1つの選択肢としてこういう考えがあるということを教えてくれます。

ちょうど先日、仕事の関係で知り合った人とプライベートでごはんに行って、妊娠など将来のことを考えて一旦休みたいとその知人が言っていたのを思い出しました。けど、お互い会社にはそうやって休職をする制度ってないし、妊娠であったり、自分を見つめ直したりと期限を明確にできないことに対して休みたいとは言いづらい。心や身体の病で休職やそうでなければ仕事を辞めないといけない、もうちょっと柔軟性が欲しいよね~と話していた矢先にこのキャリアブレイクという考え方を知ってタイムリーに思いました。
実際にキャリアブレイクが出来るような制度を設けている会社もあるようで、まさにその知人がやりたいことってこの考え方なんだなあと。

空白が悪いのではなく、キャリアブレイク中になぜそうしたのか?自分をアピール出来るネタさえあれば、マッチする会社とはマッチして、転職であったり復職をしたりが出来る。何をやるにもすべては経験なんですかね。とこの本を読んで捉えました。

つい先日、労働の悪いところを題材としている映画を見て、その映画にも心の病や会社の言うことを聞かないといけない、低賃金で働かないといけないといった内容で、多くの人が仕事・キャリアというものを見直して人間らしい生活や自分が好きに生きれる環境に対してもっと社会が寛容になってくれたら良いと思ってます。

仕事がしんどくて悩まれている人にぜひ読んでほしい1冊です!

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