【2021/8/26】カンゴールとかゲスとか
少し年上のバイト先の先輩との会話の中に突如出てきたワード。
ヨレヨレのカンゴールのTシャツ来てたオジサンがいた。
一瞬、理解が出来ない。
カンゴール??
え、あのカンゴール?
わたしたちの青春時代、一世を風靡したカンゴール??
カンガルーのマークでおなじみカンゴール。
一瞬なんて読むのか分からないカンゴール。
中学くらいの時だったと思う。カンゴールのリュックがものすごくほしくて、でも当時のわたしには高くて、結局買えたんだか買えずじまいだったかの記憶も定かじゃないけれど、本当に欲しくてたまらなくて、憧れに近い感情を抱いていたカンゴール。
今の子たちにとって言えば、ノースフェイスとかパタゴニアとかあのあたり?買えなくはないけどちょっと高いよなぁみたいな立ち位置。
そのTシャツを着ていたオジサンがいただと?年のころは50くらいだったと先輩は言う。
ーもしかしたら、流行った当時から大切に着てる可能性ありません?
なんて言いながらカンゴールトークで盛り上がった。
ついでに当時、手が出せそうで出せない、でも出したりしてたブランドに話は飛び火した。
ゲスってのも流行ったよね?
現代でゲスって言ったら、ゲスの極み乙女。だよなと思いつつ、もうゲスの極み乙女すら古いのかもしれないと戦々恐々としつつ、あの三角形のマークが頭に浮かんだ。
GUESSは”推測する”という意味からの「?」マークなのだろうか。印象的なロゴである。カンゴールよりもブランド感が強い。欲しいと思ったことはないが、当時「よく見た」アイテムであることは確か。最近はあんまり見ないけど。
あとは、アニエスベーあたりもキュンと来る。
今でも十分に有名なブランドだが。最初はなんて読むか分からなくて、読めるようになった時は大人の階段を上った気分だった。サイトを見ると十分お高いブランドだった・・・。
他にも、ダイヤモンドのロゴが印象に強いちょっとゴス系のアルゴンキン(ALGONQUINS)も頭に浮かんだ。
ネットで調べてみると、当時とは少しテイストが変わったのか、デザイナーが変わったのか、ドクロとかはあるけどゆるっとしたシルエットの服が多かった。わたし的にはマンガ「NANA」の世界に近いイメージだったのに・・・。
こうやって考えると、ずっと不動のブランドってすごい。ヴィトンとかプラダとかグッチとか。国によっても認知のされ方や扱われ方は違うと思うが。あと、安くてもユニクロもきっとしばらくは廃れないブランドだろう。
でも今はメジャーじゃないブランドだったとしても、わたしの心の中で、カンゴールもゲスも生き続ける。ダイヤモンドのように輝く大切な青春の1ページだ。
クリエイトすることを続けていくための寄付をお願いします。 投げ銭でも具体的な応援でも、どんな定義でも構いません。 それさえあれば、わたしはクリエイターとして生きていけると思います!