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【2020/12/6】パクセロイには腹が立つ

ようやく見終わった大人気韓国ドラマ「梨泰院クラス」(え?遅くない?今さら?っていう感想は受け付けませんw)。

パク・ソジュン演じる主人公のパク・セロイは曲がったことが嫌いで、本当に真っすぐに正しく、信念を持って生きている。例えどんな仕打ちを受けようと、邪魔されようと、窮地に追い込まれようと、絶対に諦めない。いつだって正しいことを言うし、発言したことはどんなに時間がかかっても必ず実行する。本当に素晴らしい人間だ。そしてイケメンでスタイルがいい。誰だって好きになる。

でも。

腹が立つ。


【以下ネタバレあります。まだの方は見てからどうぞ】


エピソード5で酔ったスア(セロイが高校の時から好きな女性。彼女も好きであるが、ワケあって付き合えない)がセロイに向かって投げつけるセリフ。セロイにどんだけ悪態をついても、嫌な女になってみても、彼はそれを受け止める。そして、全うな返しをしてくる。ぐうの音もでないほどに。結局、悪態をついた自分が惨めになる。汚い言葉で罵ってくれたらどれだけ楽か。お前が悪い!お前が嫌いだ!そう言ってくれたほうが救われる。だけどセロイの言うことは何一つ間違っていない。だからこそ腹が立つ。夢に向かって真っすぐに進み、自分のことも真っすぐに見てくれるセロイがまぶしくて、輝いて、目を開けて見ていられないのだ。

分かるなぁ。

そういう時あるもん。

正しい意見がほしいワケじゃないんだって。
全部あんたのせいなのよ。あたしをこうさせるのは。
あたしはあんたみたいにはなれない。
なれないのよぉおおお!!!

っていう気持ち。
そうなること、あるよね?

このシーンばかりはスアに本当に共感したし、同情もした。

どうしようもなくセロイに腹が立つ気持ちと、愛おしい気持ちが相まって、スアは彼にキスをしようとする。セロイも受け止める準備をする。

が。

セロイのことが大好きすぎるもう一人の女イソが鉄壁のディフェンスをかますのだ。

ディペーンス!!

(そう聞こえる)

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スアには申し訳ないが、ワロタ。

めちゃめちゃキュンと来るラブシーンになるはずが、急にコメディになった。口をふさがれたスアはブサカワだった。

もしあの場面でイソがいなくて、キスできていたとしたら、彼らの運命も変わっていたのだろうか。スアがもっと早くに長家を辞めて、セロイと一緒に働いていたら、彼は彼女を選んだだろうか。

どうしても、どうしても、年齢的にも性格的にも近い部分が多いスアの肩を持ちたい。だってイソ無敵やもん。あんなん来られたら負けるわ。イソも好きやけど。

セロイもパクソジュンだから許すのであって、あんな堅物で真っすぐで正論しか言わない男は実際接するのはかなり難しいと思いますけどねー。

梨泰院クラス、最高でした。

またチャンスあったら感想書きます。

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