肩書をちらつかせる人は

肩書をちらつかせたり、関係ない所で出したり自慢する人たちは、自分自身より「肩書」で見て欲しいのだろうただ、「肩書」を出したのならば、肩書相当の「義務」を要する事を忘れている。

「カウンセラー」と名乗れば、人の話を聞く義務が
「心理士」と名乗れば、人の心をみる義務が
「○○の先生」なんて名乗れば、立派になる義務が
少なからず生じてしまうのである。

名乗られた相手は「この人カウンセラーとか名乗ったのに人の話全く聞けないじゃん・・」と落胆する。話の聞けないカウンセラー。実は結構多いように思う。
そんな事なら、最初から名乗らない方がいいと思うが、もう「肩書」が自分になっているのかもしれない。

「イゴイストはいけないね。何もしないで生きていようというのは横着な了簡りょうけんだからね。人は自分のもっている才能をできるだけ働かせなくっちゃ嘘うそだ」(夏目漱石 こころ より)

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