ある意味運命を変えたワイン、グレイス　カベルネ・ソーヴィニョン２００１　中央葡萄酒

ワインバーシロッコでは日本ワインのみ扱っていますが、その理由の１つに日本ワインが好きだからというのがもちろんあります。

そしてもう１つ、日本ワインのポテンシャルを体感出来て感動した出来事があり、そこからさらに日本ワインの魅力にはまりました。

そんな１本を紹介します。

グレイス　カベルネ・ソーヴィニョン２００１　中央葡萄酒

このワインを試飲したのは２０１３年です。１２年熟成していました。勤務していたお店にあったワインですが、正直とっくに飲み頃を過ぎていると思っていましたので特におすすめもしないワインでした。

日本のワインに興味を持つお客様が来店し、いよいよ旅立ちの日が来ました。

かなり驚いたのを覚えています。私が。しっかりと熟成感を楽しめる心地よいワインでした。ちなみに当時の私はこんな風に記録してます。

色調も結構オレンジがかってはいるが、淡いルビー色をしていて、意外とまだ若さがあっていけるのではと思い始めた。香りも控えめだが、やや黒系果実の香り中心。複雑さはあるがあまり広がってはこない感じ。味わいも細かい綺麗な酸を中心にまろやかなタンニン。全体的に控えめながらバランスはよく、やさしいエレガントな飲み心地。思ったより全然若くて、十分に楽しめた。

つまらないコメントですみません笑

日本のワインでもしっかり熟成するんだ、と今思っても失礼なことを単純に思いました。

おそらく購入してからずっと働いていた会社のセラー倉庫にあったので、保存環境が良かったというのもあると思います。日本ワインを馬鹿にしていたわけではないですが、私にとっては衝撃的な出来事でした。

この経験から日本ワインに興味を持ち、日本ワインのワインバーまで出してしまったのですから、いやあ、ワインってずるいですね。

日本ワイン専門ワインバー
高田馬場早稲田口より徒歩１分
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Wine　Bar　Sirocco
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-19-8阿部大竹ビル２F
03-6265-9097
営業時間　18:00～0:00　不定休
チャージ・サービス料はありません
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