クリスマスが過ぎて・・・
12月27日のオープン直後、ドアが開きました。
今日は早いお客さんだな、と思ってドアを見ると外国人の女性がギターを持って立っていました。それよりも気になったのがサンタの格好をしているのです。あのサンタです。後ろにも2,3人いるみたいでやはり赤い帽子がちらちら見えます。
「すみません。私たちボランティアで歌を歌っているのですが、1曲どうですか?」
とやや片言の日本語で言ってきました。
この間いろいろな考えが脳裏を巡ります。まとめると
・まずなんでまだサンタの格好をしているのだろう
・ということは歌もクリスマスソングを歌うのか?
・3,4人いるようだからみんなで歌うのか!
・他に客さんがいない状態でホントに歌うのか?
・もし歌ってもらったら、その空気感に自分は耐えることができるのだろうか!
・素晴らしい拍手を送ることはできるのか!?
・最後にチップと言われそう
・でもやっぱりなんでサンタの格好してるのだろう?
1秒間くらいで考えまして、
「お客さんもいないことですし、大丈夫です。ありがとうございます」
と伝えました。
その外国人の女性は特に粘ることもなく、あっさりと笑顔でドアを閉めました。扉が閉まった直後はなんともいえない空気感があり、ノリで歌ってもらわなくてよかったなと思いました。
しばらく気にしていましたが、他の店かもら一切あの人たちが歌っているようなのような歌は聞こえてこなかったので、全部断られたんだなと思うとちょっぴり悲しくもなりました。
でも27日の夜にサンタはないよなあ。
高田馬場早稲田口より徒歩1分
Wine Bar Sirocco
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-19-8阿部大竹ビル2F
03-6265-9097
営業時間 18:00~0:00 不定休(年内は休みなしです)
チャージ・サービス料はありません
サポートはお店のために使わせていただきます。