私が一番大切にするもの【覚悟】
色々あって、色々考えて、
改めて、私が決意したことをちゃんと残しておきたい。
私は、私を大切にする。
なぜ、急にこんな宣言をするのか。
私は、通信制高校で講師としてアルバイトしている。
これまでは、数学の授業のみで生徒と関わっていたため、
生徒に関する情報は、数学がどの程度できるかくらいしか知らなかった。
だからこそ、
私は時給制のアルバイトとして割り切っていたし、
いつでも辞められる仕事だと思っていた。
しかし、ここ1ヶ月くらい
学校の中の事情も様々変化するなかで私の仕事が増え、
生徒の思いや抱える事情を知る機会が増えた。
そうすると、
やはり情が湧くというのか
力になってあげたい。
できるだけ長く関わっていたい。
という思いが芽生えてしまった。
きっと私の中で、仕事として割り切れなくなる。
以前中学校で働いていた時の苦しさに、再び戻ってしまうのではないかという恐さもあった。
これ以上関わりすぎない方がいい。
と思ったのだが、
いや、関わり方を間違えなければいい。
と考え直した。
これが私なりの退職してから1年間の成果だと思う。
あくまで、生徒の人生は生徒自身が生きるものである。
私には、それを丸ごと肩代わりすることも、責任を取ることもできない。
私にできることは、
ただ、ともに生きる他者として
隣にいて、全力で味方でいること。
それだけ。
あとは本人にしか決められない。
自分の人生と他者の人生を勝手に重ねないように
きちんと隣で見守る。
これを徹底しようと思った。
まずは、自分を大事にした上で、
他者に思いやりを向けられるように。
その思いやりが、
決して自分勝手な同情にならないように。
あくまで隣で、味方でいる。
私の思う「良い方」へ導くのではなく、
本人にとって「良い方」を一緒に考えたり、
そこへの進み方を一緒に考えたい。
そして、ちゃんと生きていることを一緒に喜びたい。
心から納得してここに至るまでに
たくさん時間がかかったし
今覚悟したからと言って
簡単にはできない時もあるだろうけど。
忘れたくない。
特に、最近の私の思考に影響を与えたもの
森さんに勧められた
ひすいこたろう×SHOGEN『今日、誰のために生きる?』
西田さん(NPO法人かわみなと)に勧められた
近内悠太『世界は贈与でできている』
羽賀さん(ゆめのき学園)の講演で聞いた
イロトリドリの理念など
他、色々。
これは余談だけど、
いつか、生きてて良かったって思いたい。
産んでくれてありがとうって
言える日が来るのかな。
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