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老いを受け止める-四苦八苦

何年かぶりに眼鏡を作ったら、前のものと比べて、かなり度が強くなっているそうです。

私はこれまで近視に乱視が入っているとのことで、レンズも厚めでした。視力は0.3  か 0.5 くらいはあって、遠くが霞むなんてこともなかったのですが。

老眼になったら近視と遠視が相殺されて軽くなるのかなぁ、などという淡い期待をしていましたが、世の中そう上手くはいかないものですね。
さらにレンズが厚くて重たくなってしまいました。💧

もう、こうなっては素直に受け止めるしかございません。
誰もがいつかは通る道です。😊

仏教の「四苦八苦」のひとつに、「老」があります。
実は「四苦八苦」という言葉は、「四苦」と「八苦」に分かれています。

「四苦」は、姿形が変わっていくことによる苦しみ。「生老病死」を指します。

それに更に四つの苦しみを加えて「八苦」となるのですが、後半の四つは、心に生じる苦しみです。

根本的な四つの苦に加え、

愛別離苦(あいべつりく、piyehi dukkha)[1] - 親・兄弟・妻子など愛する者と生別・死別する苦しみ。愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく、appiyehi dukkha)[1] - 怨み憎んでいる者に会う苦しみ
求不得苦(ぐふとくく、yampiccha dukkha)[1] - 求める物が思うように得られない苦しみ
五蘊取苦(ごうんしゅく、pañcupādānakkhandhā dukkha) - 五蘊盛苦(ごうんじょうく)とも。五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならない苦しみ

の四つの苦を合わせて八苦と呼ぶ。

( Wikipedia 調べ)

この世に生まれることから「苦しみ」が始まる。しかし同時にそれは、このように言い換える事もできます。

この世に生まれることそのものが「苦しみ」なのだから、苦しいのはみんなが苦しいのだ。自分一人だけではないのだ!と。

苦しみが増すのは、「どうして自分だけが!」と思ってしまう時です。
でも、「この苦しみは、同じ環境にいる人々ならば誰しもが感じる苦しみなんだ!」と思えれば、心は少し和らぐはずです。

かく言う私、実は学生時代そうでした。ずっと「親友とワイワイガヤガヤ」したことがありませんでした。買い物や観光はいつも家族とだけ。
その原因が「私が小児麻痺だったから」それだけだと理解したあとのらくといったら!

もう一度言います。
同じ環境にあれば、みんなが同じ悩み苦しみになるのであって、決して貴方だけが変なのではない!のです。貴方は正常です。
自信を持ってください!😊

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三毛猫モカ@エッセイスト&プログラマ
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